CASE 39 (2009)
これは日本では未公開。
本国でも公開延期が繰り返された不遇の作品ですが、なかなか、いや、かなり怖いです。
家庭内における虐待から子供を守る、主役の福祉士を演じるのは、アカデミー賞女優のレニー・ゼルウィガー。
冒頭にホラーらしいシーンがあるとはいえ、
序盤は‘幼児虐待’を描いた社会派ドラマのような展開にも見えます。
いたいけな少女を自分で引き取ったまではよかったが、
まわりの空気が徐々に不穏になっていく…。
レニーの恋人役にブラッドリー・クーパー。
今年のアカデミー賞にもノミネートされて、今や飛ぶ鳥を落とす勢い!
ほんの数年で レニーと立場が逆転!?したね(^^ゞ
クーパーが少女にカウンセリングする、ただの会話のシーンだけで かなり怖い。
このテのホラーは子供のキャスティングがキモやけど、なんとも不気味な女の子で○^^;
この少女の異様さをいち早く察知した男が生きながらえるワケはない…。
この クーパーの最期のシーンがあまりにも恐ろしくて、
ジワジワきてた序盤から一気に恐怖のドン底に叩きつけられる感じ。
御自身の目で確かめて下さいwwww
初めて観た時は、終盤までの盛り上がりに比べて ラストが弱いと感じましたが、
今回、二回目の鑑賞では、そのラストにも納得できました。
やや冷静に見れたから気付けた部分があります。
まぁ、ボクがアホやからww 一回で気付けなかっただけやけど(^^ゞ
この少女は一体何者なのか?
この少女の邪悪さをどう捉えるのか?
【悪魔】は意外なほど身近にいる…。
今回の鑑賞で そう感じましたね。