京橋駅のフランクフルト!! | マーケッター ワッハ(桐畑) が 行く

京橋駅のフランクフルト!!

京阪京橋駅の名物をご存知でしょうか。
京都方面乗り場のホームの売店で売っているものです。
この写真をごらんください、何か食べています。


コトモノ・マーケッター ワッハ が 行く

こ、これです。


コトモノ・マーケッター ワッハ が 行く

ご存知、フランクフルトです。
駅の売店で売っているフランクフルト、1本110円でかなりの大きさでボリュームがあります。
ケチャップとかマスタードはありません。
そのまま、カプッと食べます。
結構味が濃いので、缶チューハイとか缶ビールといっしょに仕事帰りのサラリーマンが食しています。
朝日新聞夕刊「ますます勝手に関西遺産」で、京橋駅のフランクフルトが紹介されました。


コトモノ・マーケッター ワッハ が 行く

記事をじっくり読んで研究です。


京都駅方面ホームにある売店「セカンド・ポシェ」で販売。
名称は、「Frankfurter」(これ、なぜかドイツ語です。)
サイズは、長さ13cm、太さ2cm、重さ60グラム。
価格は1本110円。
1日平均の販売は、何と700本。売店の売上の25%をたたき出す主力商品です。


生まれた「言い伝え」が楽しい!
昭和50年ごろ、売店を真相した際に、
「何か目新しいモノを」と売り始めたら、これがばっちり受けたとのこと。
受けたポイントは、
・串があって手が汚れない
・手軽に食べられる
・味を濃い目にしてケチャップやマスタードをつける手間を省いた
さすがです。マーケティングのツボを見事におさえていますね。


で、そのあとの商品のブラッシュアップも見事です。
調理方法に「こだわり」があるのです。
南部鉄ぼ鉄板を2段に組み、IHで熱します。
上の鉄板でじっくり火を通したあと、強火の下の鉄板で表面にほどよく焼き目をつけます。
これで、「パリッ、ジュワッ」の食感を引き出しているのですね。
ワッハは、京橋から特急に乗って京都に帰るので、ときどきこのフランクフルトを缶ビールといっしょに

食していますが、このような「言い伝え」と「こだわり」があるとは知りませんでした。
ヒット商品には、「伝説」と「こだわり」があるのですね。
京橋駅のフランクフルト、クールです!!


追加です。

朝日新聞の記事に、鉄道好きアイドル「鉄ドル」斉藤雪乃さんのコメントが載ってました。


鉄道の旅が趣味の私は駅ナカグルメも大好き。

とりわけ駅そば屋さんは行きつけまであるのですが、フランクフルトは京阪京橋駅しか知りません。

出町柳方面のホームにある大きな看板に引き寄せられます。

かむたびにパリパリッと音がはじけ、肉のうまみが一気に口に広がる。

ベンチでほおばりながらテレビカーなど行き過ぎる車両を眺めるのは、鉄道好きには至極のひとときです。


いやァ、すごい文章です。マーケティングの手本となる表現、ワッハ脱帽です。