「今が辛い」とは、どういうことでしょうか?
つまりそれは、目の前に広がる現実を愛せない時だと思います。
目の前に嫌な上司がいて、嫌なことを言っている。友達が仲良くしてくれない、あるいは
こちらをいじめてくる。
四面楚歌で強く孤独を感じる。
夫を、妻を、子供を愛せない(と感じている)
そんな現実の中で、常に「今を愛せ」と言われても無理だと思われます。
だから現実を変えたいんだよ!一刻も早く、この人生どうにかしてくれ!!!
仕事なんかつまらない。それどころか辛い。会社を辞めたくても生活が不安で辞められない。
家事育児なんか嫌だ。自分はもっと輝きたい、もっと好きなことをしたい。
自分がいるのはこんな場所じゃない
そう感じています。
実はこれ、みんな過去の私が感じていたことですので、よくわかります。
そんな私が65歳にもなった今、どう感じているかといいますと、、、
朝、目が覚めてから夜寝落ちするまで、至福を感じています。
正直、いつからこうなったのかよく覚えていません。
人生、それなりに辛いことはありました。が、それは過去のことです。
過去に起こった辛いことを今、目の前に引きずり出して思い悩むことはしません。
以前はありました。朝、目が覚めるとどういうわけか気持ちが沈むんです。
今日はあれをやらなきゃ、これをやらなきゃ、ここに行かなきゃ、あの人に連絡しなきゃ。
嫌だなあ。やりたくない。一日中寝ていたい。
しかし寝ていることは許されないのでしぶしぶ起き出して、1日を始めます。
夜は夜で疲れ果て、寝落ちするギリギリまでネットを見たりSNSをやったりして、
雑念とネガティブな思考のまま意識を失います。
こんなことの繰り返しでしたが、
ある時一切のSNSを遮断しました。
それには事情があるのですが、長くなるし省きます。
今思えば、そこからこの至福感が始まったように思います。
現代人にとってSNSを遮断して生きるのは、もしかすると不可能かもしれません。
それは私のような年寄りだからこそ、できた選択なのかもしれませんが、
それでもある一定の期間、スマホを絶って、過剰で余計な情報を頭に入れない、
そしてそこから広がる無用で無益な思考をのさばらせない、という工夫は必要だと思います。
何よりも大切なこと、それは
不幸を感じる主な原因は思考にある
ということを知ることです。