厳密にいうと、この世に存在しているのは「私(あなた)」一人の意識のみですから、

いかに毒親に毒されて育ったと言っても、それは本当の意味で真実ではありません。

 

毒親は(いかにそれを認めたくないとしても)紛れもなくあなた自身であり、あなたの

一部です。

もっと言えばあなたがこの世に肉体を持って生きると決意した時点で、そういう親を青写真

として設定したのですから、育った家庭でどれほど被害を受けたと自覚しようと、

それはあなた自身の責任です。

これは取りようによっては大変、お怒りを被る、あるいは人を傷つけることの多い

言い回しですので注意が必要ですが、それは本当の本当です。

 

認めるのも嫌だと言って目を背けるのは自由です。でも、逆に言えばこのことが

完全に腑に落ちると、それまで感じていた悩みや苦しみ、絶望感や罪悪感が嘘のように

消えていきます。

なぜなら親が自分の一部だと認めると、その親に対してどんな態度を取ろうと完全に

自由だ、との感覚が湧いてくるからです

誰がなんと言おうと、他人に見える「あなた自身」を非難したり、恨んだりする

わけにはいきません。

それがたとえ、あなたにどんなひどい仕打ちをしてきた人であろうと、それはただ

「そう見えていた」というだけのことだと思えてきます。

そうなると親であれ誰であれ、精魂込めて真面目に憎んだり恨んだりするのが

バカらしいという気になってくるんですね。

 

そうなると、どういうことが起こるでしょうか?

 

私たちの幸福を一番、邪魔するのは罪悪感だと以前、申しましたが、この罪悪感が消えうせるんです。

自分の一部に対して罪悪感を感じるなんて、文字通りナンセンスですからね😅

 

逆に「自分自身」に対して、気分の悪くなる扱いをしないように気を付ける方が

理にかなっているように思えて、親に対する凶暴な?怒りも次第になりを潜めてくるんです。

まさにこれは、分離意識からの脱却の始まりで、覚醒の一歩手前の状態ですので喜んで

ください😊

覚醒への道のりは行ったり来たりですので、たまに瞬間、やっぱり分離意識が勝って

親に腹を立てることがあるかもしれませんが、そんな時も

 

いけね、またやっちまった💦

 

程度のてへぺろ、で済ませましょう。

 

一番よくないのはその状態を後々まで引きずって、罪悪感にまみれながら記憶の一部に

加えることです。

が、一度でも覚醒した意識は決して後戻りはしませんから、そんな心配も無用です。

 

お風呂にゆっくり浸かって、好きな食べ物を食べましょう。

お気に入りのチョコレートなんか一箱、奮発して買っておいて、そんな時に

一口食べるのがおすすめです😊