最近、「文章読解の10の観点」などの指導法が流行っていますが、源流はこちらだと思います。もともとは、「分析批評の10のものさし」として以下の10個の観点が挙げられていました。


1.題
2.作者名
3.視座・視点
4.設定
5.アイロニー・パラドックス
6.イメジャリー
7.色
8.伏線・クライマックス
9.レトリック
10.あいまいさ


「分析批評」という学習方法を全国に広めたのは、向山洋一先生が開催したtossという団体です。その向山洋一先生が近年、「10では多い、3つぐらいに絞れないか?」と言っていたそうです。


個人的には、「1対比、2題(テーマ)、3イメージ」の3点で読解していく方が子供にとっても、大人にとってもやりやすそうな気がします。