結論から、書きます。
「文章中の言葉を他の言葉に置き換えてみる」
と文章の読み取りが上手になります。
なので、物語文の読み取りの単元では、言葉を置き換えて提示して、元の文と比べる活動を取り入れていました。
例えば、「モチモチの木」というお話で夜中にじさま(主人公のおじいちゃん)が腹痛で唸っている場面があって、
「クマのような唸り声がして」という一節が描かれています。
この文を、
「イヌのような唸り声がして」に変えてみます。
イヌよりクマの方が、大きく、怖い感じがしますよね。
じさまが苦しんでいる様子を表すには、クマの方が適切と言えると思います。
他にも、「クマのような、叫び声がして」に変えてみるなど、色々なパターンが考えられます。
このように、文章の中の単語を、別の単語に置き換えてみると、
なぜ、その言葉が使われているか、
その文章が何を表現しようとしているか
が分かりやすくなります。
幼稚園までの間は、絵本の読み聞かせの際に、
「間違え読み」をしてみると良いかもしれません。
わざと単語を間違えて読むと、とても楽しんでくれたりします。
小学校からは、音読の後で、お家の方が気になった文章について、「〇〇ってところが、△△だったらどんな感じかな?」など、聞いてみて下さい。
中学校移行は、自分で教科書を読んで、単語の置き換えができるようになってほしいですね。
というわけで、文章読み取りが上手になる方法、単語置換法でした。
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