先日、地層や岩石の学習会で、周りの方とお話ししてて家庭学習の話しになって、


「低学年で写本はいいよね。」という話しになりました。ウインク



家庭訪問のたびに、

真顔「写本、とってもいいですよ。」とアピールしているのですが、

年のはじめの一回だけ聞いても、あまり記憶に残らないらしく、

継続していただけるご家庭が少なかったので、ここに記録しておこうと思います。

ノーベル賞を取った方(小柴先生か、野依先生のどちらか、うろ覚えですみません。)がインタビューを受けた記事で、

「私達の時代の学校の授業は、写本がほとんどだった。

そのおかげで、文章の基本が身について、単語を置き換えるだけで、良い文が書けるようになった。

今の時代は、そう基礎をしっかり固める時間がないのではないか?」とおっしゃっていました。

学校では、写本に時間を取ることが難しくなっています。ぜひ、ご家庭で家庭学習として「写本」に取り組んでいただきたいと思います。

写本するものは、子どもさんが好きなお話でもいいですが、教科書をお勧めします。

その学年で身につけてほしい漢字や表現、内容がしっかりと押さえられているからです。

はじめのうちは、教科書1ページ分ぐらい(余裕でできる分)から始めて、余裕が出てきたら増やしていきます。

低学年のうちが鍛えやすいですが、1文字ずつ写していないかは、しっかり見てあげて下さい。

あとで、板書が写せなくなる子の特徴で、1文字見て、1文字書き、1文字見て、1文字書きを繰り返すことがあります。

出来るだけ単語単位でみて写せるように、はじめのうちはそばから読み上げてあげてもいいと思います。(指はさみ読みと同じですね。→指はさみ読みの効果

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