ブータン落選 | ピンさんのブータンとトルコ田舎生活日記

ブータン落選

国連の非常任理事国入りを目指していたブータンのティンレー首相は2010年から国交にの無い国と国交を結び始め、このぬ二年間で25か国と国交を結びました。


現在ブータンは46か国と国交を結んでいますが、まだ余りにも少なすぎます。

従って、ティンレー首相は国連でブータンの国是であるGNH(国民総幸福)をPRし ,国連の運動にして一気に人気を得ようとしました。

同時に可能な限り国交を結ぶ努力をしてきました。


先日の国連非常任理事国選挙にブータン・韓国・カンボジアの3か国が立候補しました。

今年までのアジアでの非常任理事国はインドです。

インドの支援で生き残っているブータンとしてはインドの後の理事国入りが夢でした。


開票の結果、韓国が193票中149票を取り、圧倒的な支持のもと当選し、2年間理事国となります。


開票結果を見て、ティンレー首相は余りの違いに「国交を結ぶ取り組みが遅すぎた。」と述べています。

まだ、ブータンが国際社会で認められるには時間がかかりそうです。



話題は変わって、今日隣のAMC(農業機械化センター)のキャンティーンで昼食を取っていたら、AMCの総務担当のペマさんが家の模型を見せに来てくれました。



ピンさんのブータン日記

自分で木を切って作ったとのこと。

まだ家の外装のペンキが塗っていないのでこれから塗るとのことですが精密な作りに敬服します。


本職を間違えたのでは?


この家は日帰り温泉だそうで、石風呂や温泉の風呂の部屋が別々にあり、中も精密な作りです。


ピンさんのブータン日記

屋根を取ると家の中はこんな風になっています。


左下が入口、右下は風呂に入った人が寛ぐ部屋、右上が温泉の風呂、左上が石風呂(ドツオ)、その間に男女別のトイレや脱衣場になっています。

ブータンの家の特徴をとらえて、よく考えて作られています。


完成したら日本へ土産に買って帰りたいと思います。