ブータンも柿が出始めました | ピンさんのブータンとトルコ田舎生活日記

ブータンも柿が出始めました

今朝、毎週日曜日に開かれるサブジ・バザー(野菜市)に買い物に行ったら柿が出ていました。


日本から持ち込んだ平種無柿です。

幾らかと聞くと、ゾンカしか話せないいおばさんだったので10ニュルタム札と柿1個を示して、1個10ニュルタムと示してくれました。

出始めでまだ少々高いのですが、10個買ってきました。



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日本でも大玉で通用する大きさと皮のきれいさです。

早速干し柿作りです。


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普通に干し柿は出来ますが、そのまま干すと皮が黒くなります。

それを防ぐため、一度熱湯に付けます。


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日の当たる軒先にネットを被せ干しました。

皮が少し硬くなった1週間に柿をモミ、更に1週間後にもモミ、1ヶ月半くらいで美味しいか干し柿が出来るはずです。

ブータン人の干し柿は皮を剥いた後、輪切りにして乾燥させただけのものでさほど甘くありません。

これが完成したら職場に持って行き、職員に試食させたいと思っています。



夕方4時になると太陽が西の山に隠れます。

それまでは強い日差しで、直射日光に当たると痛い程ですが、それ以降は急に寒くなってきます。

例によって運動不足解消のため、パロ空港裏の道路建設現場を散歩しに行きました。


パロ空港裏の道路建設現場は通り抜けれるようになっていたので、初めて空港を一周してみました。

1時間40分かかりました。

流石に今日は疲れました。


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パロ川の護岸工事の残り2か所がまだできていませんが、大分進んできました。

それでもよく見るとデコボコで、高さも一定ではありません。

日本では考えられない大まかな工事です。

基礎工事も深く掘っていなくて、地面に石を置いただけの上から護岸工事が行われていて、護岸工事をしていても、その護岸工事の下からパロ川の水が漏れ出してきています。



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正面がパロ空港の入口ゲートです。

兵隊が監視していて、徒歩では入れず、車以外は入れてくれません。

有視界飛行しかできないパロ空港では、飛行機の飛べない夕方の時間なのでゲートは半分閉まっています。



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パロ空港東の田では刈り取った稲を縛って、家に持ち帰る準備をしています。

手前の稲わら一塊を、それぞれが担いで家のに持ち帰るのです。

それを家で乾燥させ脱穀するのでしょう。

稲の背は日本の稲の倍ほどの高さです。

台風が無く、牛の飼料にするには背の高い稲がブータンでは好まれます。


通りかかったら、農家のおばさんが「クズザンポー」と声をかけてくれます。

こちらも「クズザンポー」と答えておきました。


重労働以外の田や畑の仕事は主婦の仕事です。

パロ周辺の女系中心の家族制度は女性が良く働くことの裏返しです。