今日から国境の町へ出張 | ピンさんのブータンとトルコ田舎生活日記

今日から国境の町へ出張

夕方から土砂降りの雨。

乾季になっても何日かは雨が降るそうです。近所のブータン人がそう言ってました。

日照が無いだけに夜間は寒く、ブカリ(薪ストーブ)に初めて火を付けました。



ピンさんのブータン日記

流石、火を点けたら部屋がすぐ暖かくなりました。

ストーブの上の石は火が消えても部屋を余熱で温かくしてくれるので欠かせません。




ピンさんのブータン日記

昨日稲刈りをしていた田の稲は日本とは違い、束ねず、田に寝かせたままで乾燥させます。これからは夜露が下りてくるので均等に乾燥させることは出来ないように見えますが、何処の田もこのようにしています。

稲もそうですが、もう少し手を加えれば美味しいものが作れるのに残念です。


ピンさんのブータン日記

今年最後の松茸を頂きました。

既に松茸のシーズンは終わっており、日本への輸出は終了していますが、規格外の松茸がまだ採れたそうで、最後だと言うことで頂きました。

20㎝ほどある傘が開いた松茸や小指程の松茸まで様々ですが、松茸の香りがするので早速松茸ご飯を作りました。

いろどりにj人参とわけぎをいれ、出し昆布を刻んで混ぜ、酒と醤油を使い炊きました。

昆布を入れるとまた美味しさがj引きたつように思えます。

香りとシャキシャキ感を楽しみました。


今年は数キロの松茸を頂くことが出来ました。

来年は日本ですから、これほどは頂けないでしょうからいい思い出です。



ところで、今日10日から13日までインド国境の町プンツォリンに出張です。

任期も終り近くなって仕事が舞い込んできました。


ブータンは外貨不足で、インドから輸入するにあたり、支払うべきルピーがありません。

従って、インドからルピーを有償で借りていますので、インドからの輸入は最小限にしなければなりません。

ところが、これからのシーズンはブータンでは野菜が取れませんので、インドからの輸入が増えてきます。

その輸入を総量規制しようとして、インドからの野菜輸入は最近民間を排除し、FCB(フード・コーポレーション・オブ・ブータン)という公社が輸入を一括して行っていて、プンツォリンで卸売りを行っています。


ところがお役人が民業に手を出して上手くゆくわけが無く、卸業者や小売業者から苦情が出ており、何とか流通制度の改善提案を出せないだろうか?ということで行くことになりました。

明日はオークション会場を視察し、バイヤー側の意見を聞き、明後日はFCBとのミーティングを予定しています。


パロから車で6時間かかる南部の町です。

気温を見ていたら最高気温34℃、最低気温25℃の所です。

ブータンで一番熱い真夏の土地です。


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