インドルピーでババつかむ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20111214/00/pinsansbhutan/36/c8/j/o0480064011670503253.jpg?caw=800)
私の財布に入っているのは上の写真の紙幣です。
ブータンでは1000,500,100, 50, 20, 10, 5, 1ニュルタムの紙幣があります。
この写真を撮った時は1ニュルタムの紙幣が無く、1ルピーのインドコインがありました。
インドの紙幣は100,50,20,10ルピーの紙幣と2,1ルピーのコインが
流通しています。
1ルピーは1ニュルタムと等価になっていますからインドルピーが混在しても混乱はありません。
ところが500ルピーの紙幣は使えません。
私の財布にはどこかでお釣りでもらった500ルピーがありますが、店で使えると思って差し出すとどこの店も受け取ってくれません。
ブータン国内では100ルピーまでしか使えないことになっていたのです。
「この紙幣はブータン国内で受け取ったのだから」と言い、差しだしてみますが受け取ってもらえずに私の財布にしまったままです。
何時がインドに行く機会もあるでしょうからそれまで死蔵です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20111214/00/pinsansbhutan/0e/03/j/t02200165_0640048011670503252.jpg?caw=800)
ところで、無いと思っていたブータンのコインを見つけました。
1ニュルタムのコインです。
なかなか立派です。
これでは鋳造コストが高く、採算が合わないので流通させていないと思われます。
ともあれブータンにはコインは殆ど見かけませんので小銭入れが不要です。
小銭入れが無いと言うことは結構楽です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20111214/00/pinsansbhutan/ed/3d/j/t02200165_0640048011670503254.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20111214/00/pinsansbhutan/2e/00/j/t02200165_0640048011670503255.jpg?caw=800)
さて、これは昔ブータンで流通していた硬貨です。
土産物屋で話をしていたら古いコインを見せてくれました。
「本当に流通していたの?」と聞くと「昔流通していた」と言う。
清朝のコインがヒマラヤを超えて流通していたとは驚きです。