旨い魚を食べるのは幸せなことである。いわんや、さばかれる前の瑞々しい輝きを見せられた後の魚をや。
店に入ると、目の前には巨大な氷の山がそびえる。そこに、美しい魚が皆そろって左を向いて寝転がっている。アマダイを筆頭に、スズキ、トビウオ、ヒラマサ、らが名を連ねる。調理するのが気の毒になるほど生気を感じさせている。でも食べる。
刺身三種盛り(マダイ、ヒラマサ、スズキ)。悩ましい甘みが口に広がる。ビールにぴったりだ。次に、いかの黒造り、ずわい蟹コロッケ。上司との席だっていうのについ過半を狙ってしまう。
そして、飛魚の焼き魚。豪快なヒレを広げた姿で焼き上げられた身は香ばしく、あ まりにも繊細な味わいが舌の上を泳ぎまわる。そこで焼酎にシフト。焼酎もまた旨いものを揃えている。
比較的わかりにくい場所にありながら、混雑している理由がよくわかる。今後も積極活用していきたい。
海仙楽
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