長らくガラケーを使っていたこともあって、iphoneでもガラケーと同様に片手で操作したいと思いました。ですが、当方の手は決して大きなほうではなく、ホームボタンから、画面の左上に表示される「戻る」などを右手の親指だけでカバーするのは至難の業です。危うく、ポトリと落としかねません。


だったら、両手で操作すればいいじゃん!と言われればその通りなのですが、通勤の電車の中など、出来れば操作は右手だけで、左手はつり革を持つなり、別のお仕事を担当してもらいたいという状況は多いのです。
ということで、iphoneを右手だけでの片手操作するための対策を考えてみました。


まずは、薬指、もしくは小指だけでiphoneをホールドする方法を考えました。
例えば、iphoneの裏側に薬指、もしくは小指を差し込む筒状のものを取り付けるとか・・・。

でも、それではiphoneのホールド感は得られるものの、ホームボタンから、画面上部の「戻る」を親指1本でカバーするという点について、あまり効果的ではありません。
つまり、操作によってiphoneを上下に移動させつつ、安定してホールドしたい、というふたつのことを実現する必要があるのです。且つ、それもシンプルに!!



ミッツーのブログ-ボタン2
導入の話が長くなりましたが、結局私はこんなものを作りました。

私のiphoneケースはシルクで買った100円のものですが、ストラップホールがついています。そこに大きめのボタン(直径2cm弱)を糸で付けてみました。それを…



ミッツーのブログ-持ち方1
こんな感じで持ちます。



ミッツーのブログ-持ち方2
裏側から見るとこんな感じです。

こうすれば、小指でiphoneを上下調整すればホームボタンも操作できるし、「戻る」のタッチも可能です。そして何より、安定してホールド出来ます。



作る際のポイントを記載しておきましょう。

まず、利用するボタンはちょっと大きめを利用します。小さいと指と指の間に糸を挟めず、ボタンの引っかかる感じが得られにくくなります。

糸は、今回木綿糸を利用しました。もっと丈夫な糸が利用した方が安全で良いかもしれませんが、ボタンと糸を指の間に挟み込む動作においては、木綿糸のような柔らかさが必要かなと感じました。丈夫な糸でどうなるか、確かめてみるのもいいかもしれません。

糸は十分に余裕のある長さ(10cm位)で作り始めた方が良いと思います。結び玉を作ってボタン位置を決めますが、糸に余裕が無いと、結び玉を作る作業が本当に大変になります。
ボタン位置がしっかり決まってから、糸が邪魔であれば適当な長さに切れば良いと思います。

次にボタンの固定の仕方です。自分の手の感覚で調整しながら、結び玉でボタンの位置を定めたら、ボタン付けのように糸を巻き付けボタンを糸に固定します。
ちょっと見難いかもしれませんが、赤丸で囲んだ箇所です。これによって、ボタンが指の間に引っかかる感じが得られ安くなります。


ミッツーのブログ-ボタン3

一方、ストラップホール側の糸は固定しません。この方が、指の間にボタンを誘導しやすいからです。


見た目はイマイチかもしれません。でも操作中の落下防止対策にもなり、なにより片手でiphoneを操作しやすくなります。いかがでしょうか。


※妻の話では、似たようなモノを売っていると言っていました。売っているモノは、もっと見た目がよろしいのでしょう。でも、悩んで、考えて、対策するという、その過程が楽しいのです。