昨日紹介したように、今回のバスレフポートは3本で構成する形になっています。語れるほど根拠があって行った訳ではないのですが、それなりの理由、考えを語ると以下のような感じになりますか・・・。

その1)キャビネット底面の強度が保てるかもしれない。
ダクトを取り付けることで骨が入るような形になり、キャビネット底面の強度が増すかもしれない、と考えました。

その2)バスレフポートのチューニングの自由度が広がるかもしれない。
3つのポートなので、それぞれの長さを変えることが出来ます。いろいろ調整が出来るかなと考えました。でも、測定環境がなく結局は自分の耳だけが頼りなんで、やはりそれ程語れるほど根拠じゃないげすかね。

その3)スピーカーの重心を下げるのに有効かもしれない。
結局、これが本命の理由です。今回は、3つのポートの隙間に砂利を入れて、重心を下げてみました。その写真です。この部分がボイド管に差し込まれます。
ミッツーのブログ-ダクトと砂利


この砂利利用の目的は、スピーカーの重心を下げてスピーカーを安定させることです。前回のスピーカーと比較すれば高さが半分になったといっても、対策なしでは重量を持ったものが上部に集中して、どうしたってバランスが悪くなります。そこで、キャビネットの底面、ダクトの隙間に砂利を入れました。


またこれによって、この砂利でキャビネット全体の質量が増えたことと、余分な振動が砂利が振動させ砂利同士が擦れ合うことで、運動エネルギーが熱エネルギーに変換され、それでキャビネット鳴きにくくなるのでは・・・と考えたのです。


説明自体は嘘っぽく聞こえますが、出てくる音からすれば、少なくともこれでスピーカー重量を増やしたことは、良い方策だったと思います。


シリーズは、まだ続きます、こうご期待・・・です。