ホテルチェックアウト
沖縄に来て2日目の朝。
向かうは美ら海水族館です。
プライベートビーチで少し砂浜遊びをしたため部屋を出るのが予定より遅くなりました。
先にチェックアウトでロビーに降りていた両親に急かされバタバタと私たち家族も降りていきました。
この旅行、常にギリギリだーって走り回っている気がする(笑)
とはいえ、美ら海水族館はホテルからとても近いので朝は少し余裕があり助かりました。
美ら海水族館
ずっと前からこの水族館の名前だけ知っていました。
でも、沖縄なんて飛行機で行くところ、休日に行ってみようか~で行ける場所ではありません。
ベタなコースですが一度は見てみたい。
ジンベエザメを見てみたい。
この日のオープンは8時30分からでした。
10時すぎに到着した私たちは少し遅れをとっており、立体駐車場は既に列ができていました。
通りすがりに見た離れた駐車場は全然余裕がありました。
混みあってはいたものの、3階に駐車できでよかったです。
車から降り、家族みんなワクワク!!
1人だけ乗り気でない母親は入館早々、出口で待つとか言い出すし(笑)
人ごみ嫌いだもんね~仕方ない。
待っていてください。
駐車場から水族館まで少し歩きますが、今にも雨がぱらつきそうな曇り空。
怪しいな…とおもいつつも、さすが沖縄。
潮風も全然冷たくなく、曇り天気だからかえって涼しい風が心地よかったです。
ゲートをくぐり最初にヒトデにごあいさつ。
本物を見れて次女も感激。
スポンジボブのパトリック推しの次女にとってよりによってピンクのヒトデ(笑)
パトリックに会えてよかったね。
正面一面に広がるサンゴ礁とカラフルな小さな魚たちの水槽が目に入ってきました。
絵画でも見ているようにきれいでした。
しばらく魚をみて楽しみました。
日頃見慣れないデカい魚を見ると大人もテンション上がります。
それにしても人が多い。
三連休と言え、まだ春休み前。
多くの人がスマホで動画を撮るから一か所一か所が詰まってなかなか前に進めない。
いくつかの水槽は遠くから眺めて通り過ぎました。
そのまま進んでいくうちに、ひときわ大きな水槽。
いた!!!
ジンベエザメだ!!
階段になっていて、水槽も柱が邪魔をしてなかなか見づらかったので人も少なくゆっくり見えました。
私はその柱の隙間隙間からみえるジンベエザメにいちいち感動していました。
写真ではわからない。
泳ぐたびに尻尾から背中にかけて動く筋?なんかも滑らかに見えてきれいだなってずっと見ていたくなりました。
階段なので高い位置から見えるので、ジンベエザメの背中の模様もくっきりとみることができ、コバンザメもしっかり確認しました。
そして、階段を降り進んでいくと…
これは人気のサーカスでもあっているんでしょうかというくらい水槽正面には人人人人…
子供たちから手を離さないようにしっかり握って一度は水槽正面をあきらめました。
さっき、隙間からしっかり見えたし。
出口で母も待っているし…
すると、父がせっかく来たんだ、ちゃんと見て行こう!
と、言うのでよし!気合を入れて人ごみの中へ押し入っていきました。
絶対に隙間は空く
そこを狙っていくのだ!!
正面で狙い通り隙間が空いた。
そこへすぐに家族を呼び寄せ、しっかり目に焼き付けて行こう。
ジンベエザメは上の方を泳いでいたので水槽正面からはあまりはっきりとは見えませんでしたが、頭の上をゆうゆうと通り過ぎていく長くて白い腹に迫力を感じました。
ジンベエザメ、あなたはたった一人でこんなたくさんのお客さんを呼び寄せてすごいね、と本当に思いました。
ジンベエザメもすごかったけど、エイとマンタの競演もきれいでした。
天井も透明になっているトンネルに差し掛かったのですがもう信じられないくらいの人人人人…
この館内にどれだけの人が入っているのやら。
すごい人気でした。
小1時間水族館を堪能して、トイレを済ませて出口に向かうと母が待っていました。
「本当に出口にいたの?」と聞くと
「少しは見たよ」と。
どうだか。
入館料払ってるんだからちょっとは楽しんでほしかったです。
水族館からでると海浜公園があり、ハイビスカスがとてもきれいでした。
そして、行きは人が多く写真が撮れなかったので帰りに正面で家族写真。
見渡す限り花がとてもきれいな玄関でした。
沖縄ワールド
美ら海水族館を出る頃、行きの時通り過ぎた離れた駐車場はすでに満車。
これからさらにお客さんでにぎわうんだろうな。
私たちは次の沖縄ワールドに向けて出発です。
高速を使って、那覇の方面へ南下します。
朝食をしっかり食べてきたとはいえ、昼過ぎに差し掛かっていたので何か食べておいたがいいかなという状況。
高速のサービスエリアでポーク&たまごのおにぎりを買いました。
後日、父はこの件に関し不満だったようです。
「昼食は12時!!」と後で不満を漏らしていたようですが、旅は思い通りにならないもの。
何も食べずに目的地に向かうには少し距離がある。
子供たちもいるし、ここは年寄より子供優先という事で。
高速を降り、下道に入りました。
1日目とはまた違う景色。
自然が広がっていました。
そして見えてきた沖縄ワールド。
ここに来た目的は
小学生の娘に「エイサー」を見せてあげたかったのでした。
運動会でエイサーを踊ったので、せっかく沖縄に行くので本物を絶対に見せてあげたかった。
ただし、エイサーの時間は決まっている。
運よく最後のエイサーに間に合いました。
沖縄ワールドの正面で記念撮影したら真っ先にエイサーの会場へ向かいました。
お客さんがたくさん集まっているところ、空いている椅子に座る。
ちょうど始まったところのようで、まだ沖縄の獅子舞?みたいな赤い獅子がいました。
動きがかっこよくてこれだけでも楽しめました。
そして、そうこうするうちにエイサーが始まり、はじけるような太鼓の音と切れのある動きで目が離せない!!
沖縄で見るエイサー、想像以上にかっこよかったです。
目的のエイサーを見たあと、さて…どこいこうかという話になった時、母から鍾乳洞に行こうと提案。
るるぶ(旅行本)を見る限り、沖縄ワールドは広そうに見えたので鍾乳洞までまわる時間はないかなと諦めていたのですが母からそう言ってもらって、気になっていたから行こう!!となりました。
入口に入ると案内人が。
「とってもモイスチャーで神秘的な世界ですよ~!!」とワクワク感をまくしたててくれるので楽しく出発…
しかし、今なら言いたい。
最初のポイントを見たら、引き返して来いと…
最初こそ元気があり感激していましたが行けど行けどなんか長いぞ?と不信感。
飽きてきて、子供たちももはや何も言わない。
ずっと歩き続けていると足が痛くなってきて。
そばを見ると母が足を引きずっていた。
私が痛いんだから母はもっとつらいはず。
大丈夫?
少し休憩しようかと声をかけるも
「いや、止まったらひどくなる!このまま歩く!」と。
でも、どう見てもふらふらしている。
あーそれにしてもゴールはどこよ!なんでこんなに長いんだ。
足は痛いし、湿度高くてなんか息苦しいし。
モイスチャーとか神秘的とか…もうどうでもいい
早くここから出してくれ。
もう極限に疲れ切ってゴールが見えた時にはみんな怒りに似た疲労(笑)。
歩かせすぎ!!
最後ののぼり階段はエスカレーターで心の底から助かりました。
しかし、もう母はマックス疲労でダウン。
しばらく出口のベンチに足を延ばして座って
「復活するまでここにいるからいろいろ見てきていいよ」と。
鍾乳洞を出たらフルーツ園がありましたが、残念ながら青いバナナがなっているくらいでフルーツと出会う事はできませんでした。
シークワーサーの木もあったので実を見てみたかったんですけど。
そのまま進んで、軽食やデザートのある一角を超えたら焼きもの屋さん発見。
私、本当はやちむんの里を見たかったのです。
旅の記念にシーサーを買いたかったのです。
そしたら、ここでシーサーと出会いました。
素焼き?のような赤いもの、緑っぽいきれいな陶器?のようなものとにかく色んな種類、いろんなスタイル。
オーソドックスな座っているタイプを思い描いていたのですが、いろいろ迷って出会ったのは「尻上がり」スタイル。
正面から見た姿が本当に躍動感合って、あと顔がとても好み!!
ただし、角度替えてみたら結構尻があがっててこの体勢いかがなものか…と思う一面もありましたが(笑)
※我が家のセキセイインコのしゃちほこポーズを連想してしまって
色形、大きさ、そして獅子舞のような四角いけどどこかかわいい顔が気に入った!!
もう一度、他も見て再度戻り、やっぱり決めた。
これお願いします♪
自宅まで配送をお願いしました。
体力も回復した両親と合流し、沖縄の民家を通りハブのお酒のお店を通り、そしてお土産屋さん。
職場に雪塩のちんすこうではなく、「新発売」とかいてある雪塩のクリームサンドを購入。
それと、自宅用に次女が選んだバナナチョコのお菓子とパイナップルラングドシャ。
お土産は職場だけではなく、自宅用も必要ですよね。
旅行から帰って懐かしみながら味わうのです。
鍾乳洞にはやられてしましましたが、あとになってこれも笑い話となりいい思い出。
沖縄ワールドまたゆっくり見てみたいな。
いい所でした。
→2月の沖縄旅行⑤ ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城 に続く