↓この続き的なことを書きまーす




習い事として、ピアノは
人間らしく生きる能力を育てるらしいから

良い!


というのはOKとして。


他の楽器演奏やその他各種の
音楽体験の効果はどうなのか?

について私なりの考えを述べてみたい。真顔




私の幼少期の習い事はピアノだけで、

中高で吹奏楽部に入ることもなく
音楽の授業で鍵盤ハーモニカとリコーダーと
高校ではギターやハンドベルも
少しやったかな、くらいの感じでした。

あ、学習発表会でテナーアコーディオンと
木琴もやったことあるぞ。笑

あとはまぁ、ピアノ習ってるんで
合唱コンクールとか式典の伴奏とか。

まぁ、とか言ったけど、
この伴奏という体験は地味に大きい。

ピアノは基本、個人プレーなので、
アンサンブル能力の部分が伸び悩みやすい。

ので、アンサンブルの機会があれば
ぜひ飛びつきましょう。

先生や、可能なら兄弟や友達との連弾、
誰かに手で拍子を取ってもらうんでもいい。

しかしやはり、

学校でのちょっとした伴奏
学校でのちょっとどころでない伴奏

これは「ただ弾ける」だけでは
務まらない責任ある仕事なので、
大変勉強になります。

務まらない、とはいえ
拍子を守ってテンポ通りに
なんとか最後まで通せれば大丈夫。

あとは回数ですね。
数をこなしてるうちにコツがわかり
自分なりに面白さが見つかってハマります。



ピアノの話になっちゃった笑



というわけで、
ピアノ以外の楽器体験は
大学の副科でチェロを選択したのが初。

初だし他はやってないけど笑

オーケストラサークルにも入って
学科オケでは専攻生不在のため
なぜかトップを2年間やらされました真顔

すごく!すごく!大変だった!!!


ので、いちおうチェロをやってみて
どんな能力が伸びた気がするかを考える。


ピアノもやってきているので
純粋にチェロによって
身についた気がするものだけ…

となると、
まず第一に音感ですね。


ピアノはキーを押せば
猫でも正しい音程で弾けるので猫

他のどの楽器の人よりも
音程に疎い。鈍い。

一般的には。


なので、まず初めに
チューニングの壁にぶち当たります笑

初めは自分の耳では全く調弦できないので
先生とか先輩にやってもらう…笑

チューナーを使って一応合わせても、
その後弾いてるうちに狂ってることに
気づかない。

あと、ギターと違って横線が無いから
音程は自分の勘次第。


辛かったなぁ〜。笑

慣れてくると、
いかようにも微調整できるから
横線がある方が不便だろうなって
感じになってくるのですが。


音感、音程ね。



あとは姿勢への意識かな。

ピアノはわりとどんな体勢でも
とりあえずの音は出せますが、

チェロは無理。

まず、右手で弓を持って
本体を足と首と肩で挟んで
左手で弦を押さえなければならない!

あと、床に刺したエンドピンが
ズレてこないか気になって気になって笑
(楽器のお尻から出し入れできるトゲみたいなやつ)

チェロは、
エンドピンと床との戦いでもある。笑


これは、猫には弾けませんね猫

開放弦のピチカートならできるか。笑


で、色々支えながら色々な音を出そうと
下半身で支えつつ背中から筋肉を使って
腕を柔らかく自在に動かすのですにやり


姿勢への意識。


これは、ピアノにも役立ちました。

ていうか、オケありきのチェロだったので
チェロ体験・オケ体験で学んだことが
あまりにも膨大で役立ちすぎたので

全てピアノに逆輸入しました。



この話、たぶんまとまらないな。

困ったな。笑



最後に余談。


ピアノは両手と足を使うから
大変ね〜、器用ね〜

って言われるかと思いますが、

チェロよりよっぽどシンプルだし
人体に優しいよ。

と思いました真顔


チェロもバイオリンよりは負担ないけど、
ピアノは基本姿勢が
とっても人体に優しいので、

まぁだからこそ
どこまでも超絶技巧やダイナミクスが
求められちゃうんでしょうね。



チェロをやったことで、
ピアノは楽だと気づきました。


逆に、ピアノしか弾いたことないと
分からないことがありすぎた。

ピアノは、あらゆる道への入り口としての役割を担う、という認識がいいのかもしれない。

ピアノを極めるにしても、
他の楽器を聞きもせず触れもせずに
豊かさを増していくのはかなり難しいはず。


ちなみに、書かなかったけど
「歌心」があることは大前提です。


歌が好きな人が
大人になってから楽器を始めたら、

きっとすごくステキな演奏ができます。

自分で歌うのが苦手でも、
聴くのが好きならOK。

むしろ、結局一番大事なのは
音を出すことより
出た音を聴く力だと思うので。



よし、これをまとめにしよう。



楽器問わず、あらゆる音楽体験によって

聴く力が養われます!



にやりキラキラキラキラ