酷い腰痛で
育児、家事がままならない最近・・




ワンコの世話と散歩を
今までのようにやりたいのに、
体が動かない・・



息子のオムツ替えでさえ
痛みで悶絶しながら
ようやくやっている状況・・




これまで通りには
全てやれないので、

主人にお弁当作りは
しばらくお休みしたい旨を伝えたら
超不機嫌になった。





“わかった”とも“作れ”とも言わずに
不機嫌顔でダンマリ。



昨日の夕飯も
腰が痛くて作れずに、
息子に食べさせるだけで精一杯。




「あなたは悪いけど
何か外で食べて来てくれるかな??」

とお願いしたら、

主人はおもむろにスマホを出し
私の目の前で義母に電話した。




「メシも弁当も作れないっていうから
こっちに来てくれないか?」

と。




もうたまげた。





義母は少し前に倒れて
救急車で運ばれて、

詳細は伏せますが、

今では心房細動という病気の
血液をサラサラにするお薬を
毎日飲んでいる状態。





普通に生活出来てるけど
定期的に通院しているし、

そんな義母に
「俺のメシと弁当がない」

と電話するなんて・・





途中で私に代われと
言われたようで、

義母と話すことになったけど、

第一声が、

「犬を他所にあずけなさい」

だった。





義母曰く、

ワンコの世話が負担となって
家事と育児が回らず
あなたがおかしくなっている、

とのこと。





そう言われて
もう心臓がえぐれるかのように
グサグサ傷んだ。




自分の脈拍音が
耳の間近に聞こえるようで、
気が遠くなった。



そのとたん
いきなり息が出来なくなった。



ビックリして
何度も息を吸おうとしたら
苦しくて苦しくてたまらなくなった。




電話口から聞こえる
“ヒューヒュー”という私の呼吸音に
義母は驚いたらしくて、

「救急車、救急車を呼びなさい」

と言っているのが
遠くに聞こえた。




主人が救急車呼ぼうとしているのが
ぼんやりと見えて、

“やめて、よばないで”

と制した。




義母が電話口で

「息をゆっくり吐いて、
吐いて、吐いて・・・

そしてゆっくり吸って・・

はい、吐いて・・」


と言ってくれて
その通りにしたら
数分後には嘘みたいに落ち着いた。




義母が
「今日はもう何も考えずに
ゆっくり休みなさい。」

と言ってくれた。






電話を切ったあと
しばらく横になっているうちに、
もう21時を過ぎてしまっていた。



“あっ、息子のお風呂が・・”

と思って


リビングの主人を見に行ったら
ソファーでイビキをかいて寝ていた。





もう起こすのも
声かけるのも苦しくて無理。




迷うことなくお風呂の準備をして
息子と一緒に入った。



腰が痛いとか、
もうどうでもいい・・


ワンコを手放したくないし
息子の世話も私がやるしかない。






シッターさんの手配は出来たし
何とかやっていけるだろう・・




とにかく長い一日にだった。



息子とワンコと私だけの方が
余程楽だな、と思った。




そこには主人はいない・・



負担になってるのは
ワンコじゃなくて主人なんだよ・・・