ゴールデンウィーク真っ只中、みなさんはどのようにお過ごしですか?

 

本日、5月3日は「憲法記念日」です。

 

1947年のこの日に日本国憲法が施行されたことを記念し、

 

法律では「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」と定められています。

 

単なる「連休中の一日」ではなく、

 

*戦後の新しい日本の出発点を振り返る

 

*国民主権・基本的人権・平和主義という理念を考える

 

*「これから日本をどういう国にしていくのか」を国民全体で問い直す

 

そんな、重い意味を持っているといわれます。

 

2026年、かつてないほど注目される「改憲論議」

 

今年(2026年)は憲法改正の議論が急速に活発化しており、例年以上にこの日の持つ意味が注目されています。

 

特に、昨日(5月2日)に放送された『報道特集』(TBS系)は、SNSを中心に大きな反響を呼びました。

 

もしまだご覧になっていない方は、6日までPC等で無料配信されているようなので、ぜひチェックしてみてください。

 

今回の特集タイトルは、「憲法改正の議論はいま」

 

その内容を私なりに整理してみました。

 

『報道特集』が映し出した、改憲議論の「現在地」

 

番組では、衆議院憲法審査会で進む「緊急事態条項」をめぐる議論を中心に、以下の4つのポイントが語られていました。

 

 

  ① 「緊急事態」という大義名分

 

大規模災害や有事、国会機能の停止などを理由に、「政府の権限を一時的に強化すべき」という改憲論が強まっています。

 

一方で、それが**権力の集中や国民の権利制限、さらには「非常時」の拡大解釈**につながらないか、強い懸念も示されました。

 

 

  ② 高市首相の憲法観への検証

 

番組で最も話題となったのが、高市早苗首相の過去の言説です。

 

22年前に執筆したとされる「憲法改正のススメ」から、以下のフレーズが取り上げられました。

 

*「国民は国防の義務を負う」

 

*「私権の一部制限に協力」

 

これらが、現在進められている改憲論や、一貫した国家観・安全保障観とどう繋がっているのか。

 

その分析は、SNSでも激しい議論を巻き起こしています。

 

  ③ 民主主義が形骸化する危機感

 

反対派・慎重派の意見として、「非常時だから仕方ない」という空気の中で、内閣の権限が強まりすぎ、国会や選挙が意味をなさない「戦前の国家総動員体制」に近づくのではないかという、切実な危機感が示されていました。

 

  ④ 憲法は「誰のもの」か

 

番組全体のメッセージは、単なる賛否を超え、「国民が十分に理解しているか」「不安や恐怖だけで議論が進んでいないか」を問いかけるものでした。

 

「非常時にこそ、いかにして権利を守るか」という視点は、私たち視聴者に重い問いを投げかけています。

 

  ■私が感じた「矛盾」と、守るべき一線

 

番組を見ていて、私は強い違和感を拭えませんでした。

 

高市首相の発言は、どこか矛盾に満ちているように感じられ、画面越しに伝わる邪悪な表情からも、国民の権利を守るというよりは、国家を管理しようとする意図が透けて見えるようで、正直なところ見るに堪えない思いでした。

 

この人(高市)、自民党は何言ってんのかわかわないムキームキームキー

 

一方で、救いのように心に響いたのは、専門家や政治経験者の冷静な言葉です。

 

憲法学者の木村草太氏による、高市氏の改憲論に対する穏やかな、しかし鋭い矛盾の指摘。

 

 

そして、自民党元幹事長である古賀誠氏「憲法9条は守るべき」という言葉。

 

保守の本流を歩んできた古賀氏の意見は、すっと心に届く説得力がありました。

 

 

ちなみに改憲派の自民党議員は全員、今回のこのチャンネルのインタビューを断ったといわれています。

 

  ■終わりに

 

今回の番組を視聴し、私の中で改めて一つの決意が固まりました。

 

「憲法9条は、いじってはいけない」ということです。

 

この憲法記念日に、皆さんは何を感じ、どのような未来を想像しますか?

 

私たちの権利、そして平和のカタチが大きく変わろうとしている今だからこそ、一人ひとりがこの議論から目を逸らしてはいけないのだと強く感じています。

 

引き続き、良い休日をお楽しみください。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

臨床心理士・公認心理師・産業カウンセラーのぴのでした。

 

❤ 気になったとき、そっと覗いてみてください。