どうも~大名のコンビニエンス鍼灸師、ピノンです
今日は顔に似合わず??(笑)
真面目な内容なので、興味ないかたはご遠慮ください(笑)
先日とある知り合いのドクター(整形外科医)とお話する機会がありまして、
その中で、
『○○君さ、鍼おれにも教えてよ』
えっ???
『いや~うちにもさ、肩こりとか腰痛とかの患者さんくるんだけど、
せいぜい湿布だすぐらいしかできなからさ~』
なるほど、患者さんの為か。
『でもおれ人に教えれるほど知識深くないですよ』
『えっ?鍼なんて、ツボ覚えてそこに刺すだけでしょ??』
いらっ
『鍼灸そんな単純じゃないですよ。』
『えっ?そうなの?でもおれ医学の知識はもともとあるわけだし』
『確かにアスリートは西洋医学の知識で通じますけど、一般の方は通じないこと多いですよ』
『そうなんだ~。まあ今度教えてよ。鍼とかしたら患者増えそうだし』
『わかりました』
といったもののその後終始イライラ
もちろん、病院で鍼はじめたら患者さん増えるでしょうね。
お金も儲けれるでしょう。
でもなんか違う。
医療ってそんなんじゃない気がする。
もちろん、お金稼がなきゃ食っていけないけど、
おれは最低限の稼ぎがあって生活ができるならそれで十分。
患者さんが笑顔で帰ってくれたり、見送ってくれたりする姿をみるのが
一番の幸せだし。
そんな治療院がしたくて独立した。
治療費も安くした。
もちろん保険使った病院の治療よりは高い、
でも、それでも『風邪ひいちゃって』と連絡してきてくれる患者さんはいる。
夜中であろうと『ぎっくり腰で動けない』と言われれば飛んでいく。
患者さんが少しでも楽になればいいと思って毎日治療してる。
鍼をお金儲けの道具にしてほしくない。
もちろんそんなドクターばかりじゃないのは知ってる。
鍼灸に寛大な理解を示してくれるドクターも増えてきた。
鍼灸を治療に取り入れてる脳外科の先生だっている。
なにが本当に患者さんの為なのか、
患者さんにとって何を最優先に考えるのか、
そんな患者さん目線にたった治療家が増えてくれることを願います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。