えー
タイトルのまんまです(笑)

今回の移植周期の診察の時に
発覚しました。

姉は私より2つ上で、
結婚自体も私より早かったくらいなのですが、
いわゆる仕事人間でして、
子ども(を持つ事)にそこまで興味がない
という感じでした。
できない
んじゃなくて、
作らない
系。

皆さんは
「隣の家族は青く見える」
という、不妊夫婦のドラマ、
観てましたでしょうか?
あれに出てくる高橋メアリージュン役の
女性のような感じです。
かといって、親から虐待されたとか、
バツイチ子持ちの旦那がとか
ではないですが‥(笑)

姉という存在がいたので、
子どもがいない夫婦だけの生活でも
全然ありだというコンセンサスが
今でも自分の中にあります。

私がKLC転院のために、
姉の家にお世話になりだした頃くらいから、
姉も妊活というものを始めました。

姉が妊活を始めた理由は、
おそらく私が東京まできて体外受精してるから
とかではないと思います。

2年前、姉は猫を飼い始めました。
とってもかわいい猫でした。
我が子のように写真送りまくりで
その溺愛っぷりが端から見ても
ひくくらいだったのですが、

わずか1年半足らずで、
その子は亡くなってしまいました。

FIPという病気でした。

産まれたときから、恐らく感染しており
その子の運命は決まっているようなものでした。
治療法や楽に看取ってあげられる方法など、調べに調べ尽くしても、手の打ちようがないほど致死率が高い病気なので、
致し方なかったとは思いますが、
姉はずいぶん辛い思いをしたと思います。
猫に似合うといって育てていたバラも
全部枯らしてしまいました。
悲しみから立ち直りかけた頃、
子どもをそろそろ考えようと思ったと。

「あの子を最期まで看取ったことで、命を育てるという責任に、なんか自信が持てるようになったんだよねー」

と姉は言いました。

ヲイヲイチーン

世間一般の妊活してる夫婦で
そんな高尚なこと考えてる人
誰もいないと思うよゲロー
そんなことで妊活戸惑ってたんかよ‥ゲロー

しかもタイミング一発で成功という
奇跡のゴボウ抜き妊娠で
私にとっちゃあ羨ましい限り。

しかし、そんな早くに出来んだろうと
姉自身も思っていたためか、
ちょうど生理予定日から
NYに2週間くらい出張ポーン
しかも現地で風邪を引き、
最悪の体調で帰国ゲロー
たまたまクリニックの受診日が
私の東京入りの日と重なり、
クリニックまでついていき、
おめでたい妊娠判定現場に私も同席(笑)

姉はKLCではないですが、
不妊のクリニックなので、
分娩の産院を決めろだの、
今後の流れだの、
色々な説明を受けて、
疲れはててました(笑)

夜はお惣菜弁当で
旦那さんと3人でお祝いしました赤ワイン

今まで、
自分の妊活中に
他の人が妊娠したという事実を聞くと、
おめでとうという気持ちの裏に
やはりネガティブな感情も
少しは混じっていたのですが、
不思議と姉の妊娠は、
何のマイナス感情もなく、
妹として心から嬉しく思いました爆笑

何よりも、
子どもに恵まれずに、
体外受精になって痛い思い沢山したりとか、
私のように姉が苦しまなくて本当に良かった‥
という思いから、乾杯して泣いてしまいました(笑)

颯爽と私の前を駆け抜けて
妊婦デビューした姉。
妊娠菌を沢山もらおうと思いますニヤニヤ