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-目次- [隠す]
- 1 なぜこんな事が起こるのか?
- 2 まずは十分な量が必要
- 3 唾液の質を適切に
- 4 歯の質
- 5 口内環境は体調にも影響を及ぼす
- 6 歯科鍼灸はあるか?
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歯を磨かなくても虫歯にならない人がいる。歯周病にもならない人がいる。
スリランカで行われた調査で「歯周病の自然史」という論文によると…全く歯を磨かない人480人を対象に10年以上の追跡調査を行ってみると約1割の人には歯周病の悪化は見られなかったという。
具体的には8%が歯周病の急速な悪化。81%が中程度の悪化。11%が進行なし。つまり、約1割の人は全く進行しないといえる…。 これは一種の才能といえますw
なぜこんな事が起こるのか?
仮に口の中にいる菌が皆同様なのだとすれば、病気の進行に影響を与えるのは菌数と免疫でしょう。
菌の繁殖力が免疫の抑制効果に勝れば炎症である歯周病は悪化するし、減れば軽減。変わらなければ現状維持。実際にはこのように単純ではないでしょうが、シンプルに考えれば、こうなります。
つまり、進行した人はその程度に関わらず免疫が菌に負けており、進行しなかった人は勝っているということになります。
口の中の環境を整えるのは唾液です。唾液は口内環境に大きな影響を与えます。