アンジュちゃんはよく寝ます。
毎日ほぼ、寝ています。
それでも…
アンちゃん、と声をかけると
目を開けてくれます。
なんて賢い子なのでしょう。
若い頃はきっとわんわんもして、
張り切ってお散歩して、
お転婆な女の子だったことでしょう。
人懐こいタイプではありません。
私にも甘えず、慣れず、
今も寂しそうにみえます。
それが何よりもせつない。
1番必要だったものを、
こんな歳になって失うなんて。
病院より食べ物よりも、
家族が1番だったかと思うのです。
準備した介護品、介護食、
最後に使うことがなかったのですね…
切なくてもそばにいるだけ。
食べたくないとはとても悲しいけれど、
それが生き物の最後の準備にも思います。
それしかない。
それはとても尊いことですよね✨✨✨