チーズへ、そしてチームダックスへ、
ご支援ありがとうございます。
お礼やご報告が遅れており申し訳ありません。
 
チーズの余命宣告は、2、3日でした。
いや、2、3時間もありえる… 
そこで、私は自宅で看取るべく連れて帰りました。
 
あれから時間が経ち…
いまチーズは生きています。
 
はじめは食べていたので、
食べられるように利尿剤を注射。
溜まった血液が吸収されて楽になるようでした。
数日経ち、食べられなくなりました。
それから、私は何もせずにチーズと過ごしてきました。
注射も点滴も投薬もせずに、
ただ痩せていくチーズを見ていました。
 
死ね、ということが確実ならば、
せめて少しでも楽に逝けるように。
何かすれば私の気持ちは楽だけど、
嘔吐で苦しむのは可哀想だと思いました。
でも一応ミルクを作って色々な物を開けて、
口元に持っていくんですよね。
嫌だよね、ごめんね、って言いながら。
 
昔は・・・
人間も時が来たら食べられなくなり、
やがて「お迎え」が来て亡くなって・・・
今は本当の寿命がわからないほどやれることが沢山。
死なせないでと家族が望めば繋ぐ管も色々。
死ぬに死ねないことも多々。
何が良くて正しいとかではなく、
選択肢が多く難しい時代だと感じます。
 
先週、いつものように酸素室から出して、
自力での排泄を待っていました。
チーズはしっかりと意思がありますから、
寝床でトイレは別が良いに決まっています。
もう、最期が近いと思いました。
死ぬ間際の匂いがしました。
犬も人もその匂いは同じです。
 
そして自分でお水を飲んで、
いつものように傍に歩いてきました。
その時・・・
明らかに呼吸が変わりました。
外の世界は酸素が薄く、つらかったのに、
ちょっと楽になったようでした。
私の描く勝手なイメージですが心臓の出血が止まった・・・かも?
 
慌ててカステラをちぎって口元へ。
食べました。
小梅さんちのスピカちゃんからのカステラ。
 
それからは梨を切って、
たまちゃんのご飯を開けて、
消化器サポート缶を開けて、
馬肉やカンガルーのお肉を解凍して・・・
そんなに食べられないのにね。
 
その日から少しづつですが、
毎日食べています。
いただいた、たまちゃんのご飯と
(沢山ありがとうございます!もう充分頂戴しました!)
松戸産の梨と松戸のカステラがお気に入り♪
 
 
今はお昼寝しています。
何と酸素室の外で!
 
奇跡はすでに起こりました。
みなさま、ありがとうございます。
あるがまま、なるがままに。
 
ところでそのカステラは、
はちみつとかオリゴ糖入りで美味しくて栄養があります。
さかえ屋、亡くなった私の母の名前はさかえ。
関係ないけど感慨深い・・・♪