国内自動車メーカー8社が27日発表した7月の生産・販売・輸出実績は、国内生産が全社で前年同月を上回った。ガソリン高に伴って、燃費の良い小型車の輸出が伸びたうえ、前年同月に新潟県中越沖地震の影響で一部部品の供給が途絶え、各社が減産を強いられたことも影響した。
国内生産の伸び率が最も高かったのは日産自動車で、前年同月比50・2%増。「ティーダ」などの小型車が北米や中東で人気で、輸出が同84・2%増に上った。マツダも小型車の北米輸出が好調で、国内生産は同29・6%増。トヨタ自動車は同19・1%増、ホンダも同14・5%増だった。
一方、北米での生産は、トヨタが同12%減、三菱自動車が同26%減と軒並み低迷した。現地生産している大型車の売れ行きがガソリン高で落ちているためで、大型車の品ぞろえが多い三菱自は8社で唯一、世界生産台数でも前年割れとなった。【宮島寛】
毎日新聞 2008年8月28日 東京朝刊