気仙沼滞在中は、いつも誰かがリレー式で私の世話をしてくださる。
毎回おんぶに抱っこ、なんなら肩車もしてもらっているような状態で甘えまくっているのに、「気仙沼の人」として見ていただくのはなんだか申し訳ないのですが、今回も甘えに甘えまくった3泊4日でした。
 
日曜は夕方から 恒例の「ご飯食べっぺ!」により、斉吉の和枝さん&アンカーコーヒーの紀ちゃんと南町紫市場前商店街へ。

 

 

『CORVO』で 小ぢんまりと お疲れさま会。

 

 

「おらだぢ、うるさいがら外でいいね!」と言いながらも、声のボリュームは抑え気味に。

 

 

でも、話がいちいちおもしろくて笑いが止まらない!

 

 

紀ちゃんの後ろに消火器があるのが じわじわくる(笑)

 

 

本っ当ぉーーーに!お疲れさまでしたーーー!!

 

 

楽しい会話に美味しいお料理、幸せだ…!

 

前日の独演会の話になり、やっぱり志の輔師匠は最高だ!素晴らしい!と盛り上がったので、私も頷きながら「もう【メルシーひな祭り】で泣かされた~」って。

すると・・・

 

「え? 泣ぐどごあった?」

 

えー!ちょっとー!!笑

 

「おもしろがったよね?」と不思議顔のふたり。

 

【メルシーひな祭り】は、来日中のフランス特使のご息女が、ある職人のつくるひな人形をすごく気に入り、(娘は)実物をどうしても見たい、(特使婦人も)それは娘に見せたいと相成り、夫人と娘が 帰国前に ひな人形職人の作業場がある街へ立ち寄ることに。でも、その職人が作っているのは頭だけで… という突然のトラブルに外務省職員と地元商店街の方々が右往左往する話。(←説明ざっくりし過ぎ)

 

遠いところわざわざ来てくれたフランス特使夫人と娘を、がっかりした気持ちで帰らせたくない、来てよかったと思えるように… と一致団結して奮闘する商店街の人たちと、気仙沼の人たちの姿が重なって、もうグッときたわけですよ!!

 

商店街の人たちの行動が、自分たちに出来ることを、その時にあるもので精一杯のおもてなしをして、お客さまに喜んで欲しいという、気仙沼のホスピタリティと重なったのです。

 

【メルシーひな祭り】は何度も聴いた馴染みのある楽しい演目。

他の会場で聴いた時はゲラゲラただ笑っていただけなのに、まさか【メルシーひな祭り】で泣く日がくるなんて… 思わなかったもの!

 

観客それぞれの脳内にイメージするもの次第で楽しむ落語という芸能。

これぞまさに!!じゃないですかね?

 

「はぁ~ 深いねぇ~」

 

すごい、これがあたりまえのように「おもてなし」をする人たちだ(笑)

 

(途中から空いてきた&虫刺されに怯えて店内へ移動)

 

それから、2011~2012年くらいのことを話し始めると、「○○さんがおいでになった時はさ、まだなんにもながったがら、バンジョウ(万丈篭)をひっくり返して、流されながった大漁旗をかけでテーブルにしてさ~」って・・・

 

ほら!それ!メルシーひな祭りじゃん!!

 

「あぁーーー!!」

 

いや~ もう笑った笑った。

んだがらー。

「メルシー気仙沼」だでばー。

 

 

思い出話も、今後に控えるイベントの話もたくさんしましたよ。

 

 

気仙沼ファンのお客さま、どうぞお楽しみに。

 

あ、次はですね、お客さまではなくて、スタッフに紛れてみるのも楽しいので、個人的にはかなりオススメです!

 

 

オトコ版なつさん・オンナ版なんぶさん と呼ばれる私たちは「スタッフやるのが楽しい族」なので、他の方々にも この楽しさを体験していただきたい。

 

 

一緒に「おかえり」を言う側、いかがでしょう?

 
そういう機会があったら、ぜひ乗っかってください(笑)
 

 

また来てね! また行くね!

おもしろいことを一緒に楽しんで、またみんなで笑いましょー♪