格差があることを受け入れる | カラダこんさるたんと小松裕幸

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加圧トレーニング&スタイルワーク オリジナルメソッドStudio pino

こんにちは。

 

「坂道ピラティス」とかやる前に、きちんとピラティスやれよ。

 

そう思われているかもしれません。

 

でも、小島よしおさんばりに

 

「そんなの関係ねぇ~」

 

なんですよね。

 

 

世の中には「格差」が存在していて

 

トレーナーの中でもヒエラルキーのようなものはあります。

 

業界でのトップトレーナーの方たちを筆頭に

 

若手の有望なトレーナーに

 

その下にいる知識技術が足りていないトレーナーまで。

 

ピラミッドのように上へ行くほど面積が小さくなるように

 

仕事の依頼などは比例していく。

 

こんな格差があったりします。

 

これは仕方のないこと。

 

トップトレーナーの方たちは、その依頼を受けるだけのものを持っているし

 

そのための努力をしているから。

 

じゃあ、僕のようにその位置に行けていないトレーナーはどうなのか?

 

 

さきほど書いたように、「坂道ピラティス」というオリジナルを出す前に

 

マットピラティスを極めてからやれ!

 

と言われてしまうと、「同じ土俵で戦ってからやれ!」と言われているも同じ事で

 

それって「差別化」にはならないんですよね。

 

僕が「坂道ピラティス」をやる理由もありますし。

 

その理由を知りもしないで、「同じことを強要する」のは違うかなと。

 

トレーナーのピラミッドによる格差があることは受け入れているので

 

あとは、今の自分にできることは何かを考えて行動するだけ。

 

 

 

ピラティスで考えても格差はあります。

 

根底には「マットピラティス」が1番上にあるように思います。

 

これはピラティス氏が考えたメソッドだし

 

そこが1番上になるのは当たり前だと。

 

でも、ピラティスってほかにもありますからね。

 

イクイップメント(器具)を使ったピラティスなんかはそうですよね。

 

マットピラティスでも「クラシカル」や「プレピラティス」のように分けられてて

 

その下に、動きの感覚を伝わりやすくするためのイクイップメントがある。

 

イクイップメントには部位による種類があって

 

それをどう使うかなんですよね。

 

このピラティスピラミッドで考えてみると

 

マットピラティスを極めている人ってごく少数で

 

そこにたどり着くには今の状態では難しい。

 

時間やお金に余裕があって、本場でじっくりと学ぶ機会でもない限りは。

 

だったらそこはトップの方にお願いして

 

下の方にいる僕は、今の僕にしかできないことをするべきかなと。

 

イクイップメントはピラティスする上では本当に役に立ちます。

 

実際にスパインコレクターやフォームローラーを使ったピラティスをしていると

 

その方が体は変わりやすいんですよね。

 

難しくてできないことに時間を費やすよりも

 

出来ることを増やした方が効率がいい。

 

だって、お客様はピラティスを極めたいわけではないから。

 

もちろん、上級者になれば極めたいというお客様もいるのかもしれない。

 

そこはトップトレーナーに任せればよくて

 

僕はもっと初心者に目を向けて、その方たちが変われるように

 

イクイップメントで指導するほうがいいかなと。

 

僕自身、イクイップメント指導のほうが楽しいし。

 

 

 

正直、格差を受け入れたからこそこの考えになったから。

 

だから、考えてイクイップメントをどうするべきかと悩み

 

「坂道ピラティス」にたどり着いたわけなんだけれど。

 

坂道ピラティスだろうがマットピラティスだろうが加圧トレーニングだろうが

 

結局のところ、お客様に価値を提供する。

 

これだけが重要なこと。

 

だから外野に何を言われても

 

僕は「坂道ピラティス」を突き詰めていくし

 

ピラティスの裾野を広げられればそれでいい。

 

もっと若い人たちが、そこからまたピラティスを広げてくれるだろうし。

 

だから

 

「坂道ピラティス」は楽しいです。ぜひ体感してください。

 

 

カラダこんさるたんと

小松裕幸