踊り始めたこのちっぽけな私の中に広がるココって場所に

タヌキとキツネの物語。


ハウスは苦手なの 自分の世界が創れないから

スミノフ片手に呑み込まれたいタダ揺ら揺ら


 いつも口からでまかせばかりしゃべってる

 YES NOどちらでもないこともあるでしょ


誰かにバカにされても“空を読んでるの”

って鼻で笑ってるキツネの言い訳

誰かにリードされるならそれでいい

拒む方が面倒くさいことだってあるよね

もっと柔らかく軟らかく・・・

 

 いつだって世界は私を楽しくさせて

 いつか動けなくなるときまで遊んでね


留まることを知らないココに興奮と不安で怯えながら

チョコレート食べながら笑ってるタヌキ

ウォッカと見せかけたレモンドロップに真っ赤なドレス

酔っ払ってるフリしてるのはキツネ

目の前にドキドキ記憶なくしちゃったタヌキ


 しゃくしゃく余裕で暮らしたい

 約束だって守りたい


 誰かを愛すことなんて本当はとても簡単だ


好きって言葉は好きじゃないみたいで好きじゃない

それでも待ってるのは確信と核心に飢えたキツネのフリしたタヌキ


 ずいぶん遠くまで流れ流れて切ないんです

 大切な思い出さえ忘れていきそうです

 

 確かな君に会いたい

 百年先も傍にいたい


この気と木が揺れる日は思い出してね。私を。


 いつも口からでまかせばっかり喋ってる

 運命は必然じゃなくて偶然で出来てる

 

この物語の終わりにはシワシワのライオンと万座毛を見たい

この物語が終わるまでにホワイトタイガーに抱かれたい


飽きるほどのハニーディップ

その甘さに満たされて満たされて満たされて・・・


 いつまでたってもわかんない

 約束だって破りたい

 

 誰かを愛すことなんて時々とても困難だ


憧れのあの人まであともう少しってところで音楽が終わっっちゃったって結末

踊れなかったのはキツネのせい?タヌキのせい?






“空を読んでたの”









 死ぬまでドキドキしたい

 死ぬまでワクワクしたい





ほら。

お腹空いてきたでしょ。