８月２９日大戸川ダム建設現場を職員さんの案内で視察してきました。

パンフレットが令和４年から５年に更新されていました。

付け替え道路完成記念パンフもありました。

大戸川ダムの春に開催予定だった完成した付け替え道路を自転車で走ると言うイベントは雨の為中止され残念でしたが、今回は

職員さんの案内でいろいろ話を聞く事ができました。

　↓は付け替え道路工事中にうさが行った時の記事です。

１１月１８日は土木の日です。 | ピンクのうさぎダムめぐり (ameblo.jp)

大戸川ダム建設で天ケ瀬ダム流域を減らして助けます。

大戸川は大型台風が来る度に何度も氾濫の危機や氾濫を経験しています。10年前の台風１８号は記憶に新しいですね。

大戸川ダムは多目的ダムとして案が上がっていましたが、

京都・大阪との合意が取れず、河川整備だけで終わるかのように思われていましたが、台風の度に危機になる事や既に転移した地元の方の希望もあり、治水専門の流水型ダムへの変更で建設の合意にこぎつけたのです。

　↓６年前の見学会で頂いた資料。

６年たった今年は付け替え道路も３月に開通して、今は堤体建設の為の地質調査をしています。

大戸川ダム工事建設事務所から職員さんの車に乗り、旧道の現場に移動しました。

ダムの型式変更などからダム建設予定地が変わり、ダム軸候補がいくつか上がった中から、このＤの場所に決まったそうです。

多目的ダムから治水専門のダムに変更で貯水池容量を減らす事になり堤体の高さも低くする事でコスト削減で堤体建設予定位置が変わりました。

道の対岸の木の隙間からもダム軸の位置が見えました。

道を歩いていたら岩肌にモウセンゴケとトウカイコモウセンゴケと言う食虫植物が生えていると職員さんが教えて下さりました。

とても小さい植物で小さいプチプチした毛のようなものが出ています。赤い方がトウカイコモウセンゴケです。

家に帰り調べたら濃いピンク色の可愛い花が咲くみたいで、花が咲いている時に見たいと思いました。見ごろが７月みたいです。

教えて貰わなければ通り過ぎていたでしょう。

桐生取水堰の前を通りました。

職員さんの車に乗り普段は入れない場所に移動しました。

堤体建設用の骨材を保管しています。

骨材はダム用の原石山が有る訳でも購入した物でもなく、

新名神建設時に出来た岩石を廃棄せず有効活用でここに置いた物です。これで十分堤体が出来るそうです！！すごいコスト削減です。

そこから新名神高速道路が良く見えました(*^^*)

そして、また車に乗って完成した付け替え道路を通って事務所に戻りました。

完成した付け替え道路は勾配が急で、ここを自転車で走るのは、ママチャリでなくてもキツイと思いました。勾配が30度あるそうですから(;^_^A

所々、予算削減により中止になった歩道が作られて放置になって

草が生えていました。全部繋がっていたらロードバイクの方なら車を気にすることなく走れたでしょうね。今の道だと自転車だと危ないですね。

今回、歩いた旧道でも車がわりとスピードをだしているなーと思いました。

地質調査をしている所は車に乗って通り過ぎたので写真に撮る事ができなかったので、また歩いて撮りに行きたいと思ったけど、車を停める位置がないから頑張って、他の車に気をつけながら歩くしかないかな・・・と思いました。

工事は始まったばかり、ダム完成まで元気で長生きしたいと思いました。

工事がもう少し進んできたら、滋賀＆ダム友の会(サークル)での見学会もお願いしますと話ました。

２時間程の楽しい見学会は終わりました。

案内して下さった大戸川ダム建設事務所職員のH職員様と運転をして下さった職員様、有難うございました。