3月も後半に入りました。

東京はどんより曇ってます。

明日は春の嵐になるみたい。

さて、今日のレトロな喫茶店探索は、渋谷の「名曲喫茶ライオン」

昭和元年創業だそうで、まさに昭和の代表のような喫茶店。

喫茶店のことを略して、「サテン」なんて言ってたこともあるけど。

そんな軽々しくは絶対に言えないお店。

外観、内装、音響、重厚すぎる。

素晴らしすぎる。

コンサートホールとはまた違う異空間で、クラッシックを聴いてます。

全座席、音響に向かって配置されてます。

お客さんは誰も喋らないし、背もたれが頭の上まであるから、何人くらい入ってるのか?

全く解らない。

席も1階と2階があるし。

何もかもが圧巻。

純粋にクラッシックを聴きにくるための喫茶店です。

私は学生地代、渋谷は毎日通過していて、

もちろんよく途中下車して買い物などしていたけど。

いつも行く場所は決まっていました。

109とかパルコなどでしたね。

この「ライオン」は、道玄坂にあります。

私が学生時代は、道玄坂や円山町周辺は、

ストリップ劇的とかラブホテル街で、

足を踏み入れたことは無かったエリア。

近年はミニシアターなど出来て、少しずつ緊張感無く歩ける街になりました。

そんな街の移り変わりを、

ずっと道玄坂の歴史を見てきた「ライオン」

敬意を表して、味わい深く、珈琲と音楽を堪能しました。

今日も良い日です。

ありがとう。