人生の転機には、物を捨てて今を生きる。 | 凛として生きる「女性らしく今を大切に」

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子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫、卵巣腫瘍、子宮腺筋症、ポリープなどの婦人病を抱える病と向き合いながら体調管理や、女性として凛として生きて行く日々を綴った50代女性起業家のブログです。

 

物にはエネルギーが

宿っているわけですが…

 

例えば、物には

想い出の記憶も残ります。

 

正確に言うと…

 

物が過去を思い出す

スイッチになることもあります。

 

以前にプロファイリングで

自殺をして生命を救われた人と

お話ししたことがあります。

 

その際に抱えていた

過去の辛いできごとは

とても苦しいものでした。

 

“家に帰ると苦しい”

 

そんなことが

その人に起こっていました。

 

過去にトラウマを持ち

その記憶が脳の中に

プログラミングされている場合…

 

言葉、体験、環境の要素が

結びついたプログラムが

繰り返されていることも

多いのです。

 

コーチングの際に

NLP心理学のトレーニングでは…

 

記憶を一度思い出して

記憶の景色などを書き換える、

ということをする事もあります。

 

ですが。

 

私がオススメする

手っ取り早い方法は

物を捨てること。

 

または、

住まいを変えることです。

 

特に、

過去の辛い思い出を

繰り返し思い出す物なら

片っ端から捨てること。

 

プロファイリングの

クライアント様の場合も

過去の出来事が起きた時の

家の中の物も服も持ち物も

何も捨てていませんでしたし

変わっていませんでした。

 

ですから

直ぐに思い出す物は捨てて

買い換えること、

引っ越すことも提案しています。

 

そのためには

一人で抱えずにご両親や

友人知人の力を借りることも。

 

“外に出ると気分が変わる”

 

そうご本人も

仰っていましたが

その通りなんですね。

 

外には何も

過去を引きずる物が

存在しないからです。

 

わざわざ過去の辛い記憶を、

呼び覚ます物が目に飛び込んできて

そのために連動して辛い記憶を

思い出すことが無くなるからです。

 

でも、自宅は違いました。

 

その場所に座って

そこで辛いことを繰り返し

追体験していた日々なら…

 

その場所でその椅子に

座った途端にトラウマの

プログラムスイッチは入ります。

 

頭の中の辛い体験の

プログラムが発動してしまえば

記憶を思い出し始めます。

 

それも毎日同じことを

繰り返し思い出しては

より鮮明にインパクトを

強めて行くのですから…

 

そりゃ、

死にたくなるでしょう❓

 

私が人生を変えて進むのに

オススメしたいのは

何か一歩を踏み出して

前進しようとするのなら…

 

それまでと同じ環境に

居続けないことなんですね。

 

そこにいる限り

新たなことを行うことも

意欲を上げることも無理だからです。

 

過去に前進できなくて

いつも自分を責めて凹んで

動けなくなる場所が自宅なら

どうでしょうか❓

 

自宅に戻るたびに

同じ現象は起こりますね。

 

人の意識のプログラムは

言葉と体験と感情や環境、

見た物、触れた物、香り、

聴いた音、食べ物の味覚など

 

様々なものと結びついて

いくつも脳の中にプログラム化して

存在しているんですね。

 

例えば…

 

“幸せ”

 

という言葉がありますが

これを聴いてあなたなら

何を連想しますか❓

 

私なら

 

“子供達の笑顔”

“あたたかさ”

“思いやり”

“人との交流”

“価値の提供”

“自然界の豊かさ”

“自然な食べもの”

“マイナスイオン”

“水の音”

“太陽の光”

“宇宙の美しさ”

“手を合わせる時”

“人の笑い声”

“人の喜ぶ姿”

“健康”

 

などなど…

 

まだまだ他にも

山ほど出てくるのですが(笑)

 

どうでしょうか。

 

皆さんと同じものもあれば

全く違うものもありますね❓

 

ひとつの言葉だけ

拾ってみても感じることや

連想して繋がっている

イメージや体感等は

誰もが違うプログラムで

脳にインプットされています。

 

つまり。

 

プログラムを変えると変わります。

 

脳の中のプログラムが

すり変わればあなたが求める

“幸せ”の質も変わります。

 

それと同じように、

トラウマに連動するものも

変えることは可能。

 

トラウマは

出来る限り繰り返して

追体験しないに限ります。

 

脳は

繰り返し思い出すことで

脳内の神経が強化されて

忘れなくなるからです。

 

自分で思い出したことは

記憶できるようになっていて

何度も繰り返してしまうと

記憶として定着してしまうんですね。

 

前出の自殺をした

クライアントさんも

重たい感情を引きずって

毎日、家の中で繰り返し

過去の出来事を思い出して

いました。

 

毎日、思い出す物が

家の中にありましたから。

 

それよりも何よりも

強烈なトラウマを体験したら

住居自体を変えることと

思い出す物をすべて

処分することをオススメします。

 

多くの方はコレをしません。

 

でもね、私はいつも思う。

 

『あなたの抱えている

その痛々しいトラウマは

自分のすべてを変えて

新たな生き方に進む必要があるほど

強烈な痛みですよ』

 

と。

 

多くの方は

学校に入学するとか

卒業するとか、

仕事に就職するとか

転職する、辞めるなど。

 

そういう時を

人生の転機だと思って

わざわざそこまで我慢して

繰り返しダメージを強めます。

 

でもね、違います。

 

あなたの人生の

ライフデザインの多くの転機は

そこじゃないんです。

 

日付でも、

世間が決めたタイミングでも

なんでもありません。

 

あなたの人生にとって

衝撃的であったり

 

あなたが感銘を受けたり

ダメージを受けたその時が

あなたの転機なのです。

 

(※ココからは個人的な話で

長くなりますのでここから先

長文が苦手な方はスルーして下さいませ。)

 

私はよく、強いとか

立ち直るのが早いとか

前進力があるとか

バイタリティがあるなど…

 

まるでブルドーザーのように(笑)

人生を前進すると言われますが

恐らく…

 

新たな生き方を

スタートするために

過去に持っていた物をすべて

整理をしてきたからと思います。

 

例えば。

 

私の人生で最も大きな

娘の生命を失う出来事が

ありましたが…

 

その衝撃を受けた場所や

その時の環境や感じたもの

目にした物はすべてトラウマでした。

 

それまで娘を思い出した

物のすべては悲しみに変わり

見れば連動して過去の記憶しか

出て来ません。

 

そんな物や住まいや

記憶の中にいたら

私はその先を生きる事など

出来なくなります。

 

きっと…

 

一日中、泣き続け

何もする意欲がなくなり

食欲もなくなり動けなくなり

引きこもることでしょう。

 

やがて死に

追いやられたかもしれません。

 

そんなことは

容易に想像つきます。

 

そのまま、

過去と同じ場所で

生きて行くことの危険も。

 

過去を思い出す物に

囲まれて生きて行く危険も。

 

よく分かっているからこそ

私自身は陰惨な記憶や

強烈なトラウマから

抜け出すために…

 

全ての物を処分して

住居も暮らす場所も

何もかも変えました。

 

あの瞬間は

私の人生の最大の転機だと

理解したからです。

 

その先を生きて行く方法が

あるとすれば…

 

“全てを変える”

 

それしかなかったんですね。

 

イッキのことも

救う必要がありました。

 

何もかも変えることで

今の新たな暮らしに

目は向きます。

 

どこにも陰惨な記憶を

思い出すモノが無ければ

新たな生き方は始まります。

 

娘の物で形見となる

愛ある思い出の物だけを

大切に残して保管しました。

 

ですがそれも

まだまだ触れられるほど

トラウマから立ち直った

わけではありません。

 

ですから

クローゼットの奥に

封印しています。

 

私たち家族が

もっと衝撃に耐えられて

受け止められる強さを

養うまでは時間が必要だからです。

 

今は今を生きることが

何よりも大切。

 

毎日、毎日の暮らしを

家族で大切に過ごしながら

ひとつひとつ新たな歴史と

愛ある記憶を積み上げていく。

 

トラウマを越えるには

今を幸福に生きることが

とても大切なのです。

 

今に生きることに慣れたら

少しずつ、少しずつ

娘の記憶を思い出しては

涙するんですね。

 

ちょっとずつ、

ちょっとずつ…

 

痛みを少しずつ

耐えられる分ずつ

受け止めて行くんですね。

 

今を生きられなくなるほどは

思い出さない。

 

少しずつ、少しずつ

もう居ない現実は

受け止めていく。

 

家族で寄り添いながら

支え合いながら…です。

 

イッキは辛くなると

ソファに転がる私の所へ来て

こうして足の間に入ります。

 

幼い頃によく

娘の足の間に入って

甘えていたからですね。

 

 

だから私もこうして

相手をして遊びます。

 

小学生の頃のように

あからさまに甘えることは

中学生になって減りましたが…

 

娘のことを思い出せば

こうして一緒に触れ合って

そのトラウマの痛みを

和らげています。

 

普段は中学生らしく

徐々にお兄ちゃんに

なって来ました。

 

ちゃんと笑って

暮らすことも出来ています。

 

 

あのまま、

全てを思い出す物に囲まれ

娘のことや陰惨な記憶を

思い出す場所にいたら

今頃、私だけでなく

イッキも病んでいたと思います。

 

大切な想い出の品は

少しあればいい…

 

大切に保管しておいて

私たちが未来になって

手に取って愛に変えられるよう…

 

その時まで

大切に箱にいれて

しまってあります。

 

今は娘の幼い頃の

写真すらまだ見られません。

 

まだまだ私も

しばらくの間は過去の愛を

思い出すなど無理です。

 

辛すぎます。

 

私自身がこうして

痛みを知ることになって

ひとつ良かったことが

あるとしたら…

 

それは人の痛みが

すごく分かるようになったこと。

 

痛みを知らないと

人の痛みに寄り添う優しさが

何なのかは分からないものですね…

 

だからこそ

ある程度、傷つくことや

トラウマを持つことは

大切なのだと知りました。

 

人の痛みが分からない、

そんな生き方だけはしたくないと

最近は思うようになりました。

 

人の情は大切ですね。

 

誰もが人生の中で

様々な体験をしていますね。

 

いろんなことがある。

 

その中で今を一生懸命に

生きていると思います。

 

出会った人との縁は

その中で交わされる交流。

 

痛みのある人に出会うなら

その痛みには最大限、

寄り添いたいと感じます。

 

また喜びや幸福を

感じる人に出会ったのなら

その幸せも共に喜びたいと思います。

 

だからトラウマがある方は

共に対処しながら越えて行きましょうね。

 

そんなわけで。

 

本日は長くなりましたが

人生の転機の迎え方について

お話させていただきました。

 

人の人生には

思わぬことが起こりますから…

 

よろしければ

今を生きるためのご参考まで。

 

さて、年末ですね!

 

単純に、身の回りの不用品も

ちゃっちゃと捨てて新たなエネルギーで

新年を迎える準備もしましょう!

 

我が家もゴミ出しします(笑)

 

では、また(^ ^)

 

大切なことはいつだってシンプル。

どうぞ今をたいせつに。

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