親しき仲にも礼儀あり
親しい間柄でも、礼儀を大切にすべきである。
友達・恋人・家族など、どれだけ親しい関係であっても、礼儀は必要だと思っている。
だからといって、気を使い過ぎるのも良くない。
相手が気分を害すような発言は慎み、適度に『配慮』し合える関係が、ベストなのではないだろうか。
「昔からの友達は 気を使わなくていいからラク」と言って、平気で失礼なことを言いまくる友人がいた。
彼女は、失礼な態度を許し合えるのが『親友』だと思っていたけど、それは相手が我慢してくれていただけで、許してもらえてはいなかった。
大人だからわざわざ言わないだけで、内心「言い過ぎ」と思われていた。
そんなことが何度も続き、彼女から友達は離れていった。
家族関係や友人関係、職場でも、そういった場面はよくある。
親しさが増しても、気遣いや気配りは必然なのだ。
新生活がスタートする時期。
「人間関係が上手くいかない」と悩んでいる人は、周りが酷い人間ばかりだったのかもしれない。
でも、自分の言動や考え方を変えるだけで生きやすくなることもある。生きやすくなると、周りの見え方も変わってくる。
なかなか個性的で厄介な上司がいても、苦痛ではなくなり笑えてくる。
気遣いや気配りを見直してみると、人間関係が良好になるかもしれない。
礼儀
人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法。
気遣い
うまくゆく、または失敗しないように気を使うこと。
気配り
あれこれ気を使うこと。手抜かりがないように注意すること。心遣い。配慮。
おもいやり
他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。同情。