24時、中目黒の駅から家路を急いでいたところ、
いきなり私の名字を連呼してくる男性に遭遇。

さっきイケてないサラリーマンにナンパされたばかりだったので、

多少睨みながらそちらを見ると、中学校の同級生。

「いや~マジ久しぶり。ってかお前変わりすぎなんだけど!!

なんとなく面影あったからわかったけど。」


テンションが異様に高い。

彼は中学の頃と全く変わらないので、私的には結構
「よぉパー
って感じだけど、彼はかなり違和感を覚えていたようです。


私は生まれも育ちもこの土地だけど、地元の友達というものがいない。

正確に言うと2人くらいしかいない。

理由は明確で、2つある。

私の育った目黒区という頗る環境の良い地域では、


中学の近くに公務員住宅があったため、

公務員になるようなお家柄の良い子か、


色々な事に興味わいて、

普通に高校、大学と進学せずに、

専門に行ったり、いきなり仕事をするような子が多かったため、

あまり価値観の合う友達がいなかったというのが一つ。

もう一つは、
中学くらいまでの私は、とにかく優秀で、
成績はいつもトップ、

先生に好かれていて、いつも贔屓される対象。


けど、クラスの男子が掃除をしないことをチクるようなタイプであり、
周りが色気付いて眉毛を整えたり、
ルーズソックスを履いても、自分のポリシーが許さなかったので、
あまりファッションに気を使わないような、

所謂


「真面目でイケてない子」


だったため、友達がそんなに多くなかったのでした。



そんな中学時代だったので、
成人式の時も、ほとんどの人が「変わった人No1」の称号を私につけていたくらい。



彼とは成人式に会っていなかったので、実に10年振りの再会なわけです。

立ち話して帰るはずが、バーに立ち寄り、気付かぬうちに2時間もの時間が過ぎていました。

中学の頃の記憶なんかほとんどなかったのに、
話をしていくうちにどんどんよみがえってきて、


好きだった子の話とか、


思い出の行事の話とか、


先生の話とか、


駄菓子屋の話とか、


話す話は尽きませんでした。



都会だからこそマセた子のいない平和な学校だった事をしみじみ感じたり、


コンパでの出身地を言うと周りのリアクションがでかいことに飽き飽きしていることだとか、


地元ならではの共感。

良いね、こうゆうの。



多分今日彼と会っていなければ一生思い出す事のなかったであろう人、

思い出すことのなかった事、

色々思い出すことができた。


もしかしたら私は、自ら中学の記憶を忘れ去ろうとしていただけなのかもね。

みんな今どんな人生を歩んでいるんだろう。

10年経った同中の子たちに会ってみたい。


話をしてみたい。

初めてそう思った。


せっかく地元に住んでいるのだから、


変な固定概念や、プライドなんか気にせずに、

もっと同中の仲間を大切にすれば良かったと、

気付かされた日でした。


どんな出会いでも、

無駄なものなんてない。


どんな出会いでも、

大切にしなくていいもんなんて、きっとないんだろうね。