青い空。
白い雲。
灼熱の太陽。
車内に響き渡るアゲアゲな音楽。
どまでも続く海・・・・・
2006年夏子の夏が、一足先に幕を開けました
土日を使って数名の会社の先輩と、同期約10人で今年初海。
伊豆へ行ってきました。
本来「先輩企画のサーフィン旅行」のはずでしたが、
本格的サーファーな先輩方と私たちはほとんど別行動で、
約1名の先輩と9名の同期のオカサーファー達で、
サーフィンもせず、
海辺でフリスビーして、
温泉に入って、
BBQして、
カラオケして、
花火して、
観光しました。
くだらない事で笑い合って、
夢中になってはしゃいで、
ちょっとしたドキドキや、
ワクワクで、
喜んだり悲しんだり。
学生時代となんら変わりない。
ただ、1つだけ決定的にあの頃と違うところ。
それは、
時間。
どんなに楽しくても、
どんなにのんびりしたくても、
私たちが伊豆で過ごせる時間は土日の1日半。
月曜日になれば、
ガラスの靴が脱げたシンデレラのように、
ビーチサンダルを脱ぎ捨て、
スーツを身につけ、
AM9時にはオフィスでパソコンを叩いている。
それが現実。
伊豆。
白浜。
そこは丁度1年前、
友人と学生時代最後の思い出に、
2週間住み込みで海の家のバイトをした想い出の場所。
その場所にたどり着き、車を降りた瞬間、
懐かしさと、
嬉しさと、
切なさが入り混じって、
つぃつい
「うわぁ~」
という叫び声を上げてしまいました。
2005年夏。
2週間、私たちは燃え尽きました。
朝6時から夕方5時まで日給4000円で、
ビーチの端から端まで駆けずり回ってビールやらカキ氷やらを売る。
暑さと、お客のセクハラと、厳しいノルマを相手に、
がむしゃらに働いて、
どんなに疲れていても夜は
がむしゃらに遊んだ。
そんな“青春”の思い出がこのビーチには詰まっている。
あの賑わっていた砂浜が嘘だったみたいに
シーズン前の白浜には数名のサーファーしかいなくて、
なんとなく寂しさを感じたけれど、
関東とは思えないほどの真っ青な海と、
真っ白な砂浜はあの時と同じで、
あたしの想い出は鮮明に甦ってきました。
想い出が鮮明に甦れば甦るほど、
もう2度とやってこないあの夏に、
胸が締め付けられる。
社会人になったことを何かとネガティブに捉えがちなあたし。
『あの頃は・・・』
『学生時代は・・・・』
そんなフレーズがこのブログにも大量に散らばってる。
しかし、この土日の、一足早い伊豆旅行を経て、
考え方をシフトしなければという思いと、
これからやってくる夏への希望が少し湧いてきました。
あの頃は楽しかった。
時間も腐るほどあった。
けど、貴重な土日を使って、
こんな風に、
まだ海開きもされていない海で
はしゃいで遊んで、無邪気に楽しめる自分たちがいる。
時間が限られているならその分、
凝縮して楽しめば良い。
もっと時間を大切にすれば良い。
あの夏のように、
どんなに疲れていても、
どんなに翌日朝早くても、
遊ぶ時は遊ぶ。
途中バイトの脱落者が何人も出た中で、
私たちがあのバイトをやり抜いたのは、
この“ポリシー”があったから。
そして、その楽しさ故に、
どんなに辛くても、
どんなに辞めたくても、
自分のために、
組織のために、
目標のために、
頑張れるもの。
このあたしのポリシーは、
絶対に枉げられない
海
プール
花火
社会人になったって、
夏はやってくるんだから