自閉症の長男(6歳/小1)
ヤンチャな次男坊(2歳11ヶ月)
愛犬のマルチーズ
私のうつ病闘病のことなど
書いております。
小学校生活で、
心配していたことのひとつ…
チャイム音
全身の感覚過敏が酷い長男は、
聴覚過敏もとても酷く、
体験の時から
チャイムが鳴ると大声で喚いてました
イヤーマフをつけられたらいいんですが、
触覚過敏もこれまたものすごく酷くて、
装着できませんでした
まだ長男が幼稚園に行ってる時、
市の教育委員会の方とお会いした時に
チャイムのことを相談したんですが、
チャイムはどうすることもできないので、
長男くんに慣れてもらうしかないですね。
と言われ、
どうしよーって思ってたんです。。
かかりつけの小児科の医師に相談したら、
チャイムが鳴る前に本人に知らせるよう言われましたが…
それでうまくいくのかなー?
と、だいぶ心配しておりました。。。
分散登校1日目に、
小児科の先生に言われたことを支援級の先生に伝えたんですが、
支援級の先生、
独自に考えて対応してくださっていました
チャイムが鳴ったら、キーンコーンカーンコーン
ばいばい、ばいばい、ばいばーい
と、ジャンプしながらチャイムの音にばいばいし、
それから1、2、3、4、…
とチャイムが鳴り終わるタイミングに合うように10までを数える。
これで、
長男はチャイムの音になんとか耐えられたようです
まだまだ、
チャイムの音は嫌なんだぁー
と声が出てしまうこともあるようですが、
分散登校3日目の終わりには、
チャイムが鳴ると、大声を出さずに、ばいばい、ばいばいって自らチャイムにばいばいできる時もでてきたようです
そういえば、
分散登校3日目の朝、支援級の教室でチャイムが鳴って、うわぁってなった長男を、
支援級の先生が窓の方に連れていって、
ばいばい、ばいばい、ばいばーいってしてたら、下に校長先生がいらっしゃって、
校長先生は
てっきり手を振ってくれてると勘違いをされまして笑
支援級の先生が、
校長先生、ちがいまーす。
いま、チャイムの音にばいばいをしていまーす。
って報告されたんですよね
そしたら校長先生、
わはははははーと大笑いされて、
そうかそうか。
チャイム、ばいばーいやなぁー。
と優しく答えてくださっていましたありがたい…
今年から、
校長先生は新しく代わられたんですが、
優しそうな校長先生で良かったです
ちなみにこのチャイムの対応…
支援級の教室ならいいんですけどね、
どこにいてもチャイムが鳴ったらこれをするので、
ばいばいをしている長男を、
周りはみんな不思議な顔で見ております
まぁでも、
チャイムの音に耐えられるなんて、
長男にとってはすごいことだし、
少しずつ少しずつ、
慣れていってくれたらいいなと願うばかりです
ものすんごーく警戒していたこのチャイム音より、今、もっと大声を出すものがありましてね
それが、
葉っぱ🍃
長男が年中の時のブログを読んでくださっている方は、あーあの時の…とお分かり頂けるかと思います…
そうです、
年中の時に道を歩けなくなった原因の葉っぱ🍃です
ちなみに、
地面に落ちてる葉っぱ、桜の花、鳥の羽、
それから雪…
がどうにも怖いらしく、
これまで凄まじい声を出して喚いてきたんです。
だけど年長の終わりには、
葉っぱ🍃に関してはだいぶ大丈夫になってきていて、
葉っぱがあるねー
なんて言いながら歩けてたんですよね…
それがね、
またここにきて、再発
分散登校3日目の集団下校時、
ぎゃああぁああぁあ
葉っぱぁぁぁぁぁぁ
葉っぱは嫌いなんだねーーー
と、それはそれは凄まじい声で喚きまして、みんなシーンってなりましたよ
新しい環境になって、
不安や恐怖心を尋常でない程、強く抱いている長男なので、
仕方ないことではあるんですが、
凄まじい声…
外で出すのやめてほしいなぁと思ってしまいます…
支援級の先生から、
長男くんにとっては、
小学校はジャングルの中にいるような感覚かもしれないね。
どこから何がでてくるかわからない恐怖とか、
ちょっとでも物音がしたら、何の音?って怖くて仕方なくて…
かわいそうに…
ずっとものすごい緊張し続けてて、ドキドキが止まらへんのやろうね。
めちゃくちゃ疲れると思うよ。
と言われ、
たしかに…そんなずっと緊張の中にいたら、過敏さはMAXだろうし、そりゃ大丈夫になった葉っぱとかも、またダメになるよなぁ…
と、納得しました。
今はまだ小学校の中に、
どうにも耐えられないほど苦手なことがありすぎて、長男本人はとてもしんどいだろうと思いますが、
ちょっとずつ、ちょっとずつ、
周りはとにかく焦らずに、スモールステップすぎるほどのスモールステップで、できることを積み重ねていくしかないのかなと思います
まだまだ始まったばかり…
頑張ります