自閉症の長男(6歳/幼稚園年長)
ヤンチャな次男坊(2歳8ヶ月)
愛犬のマルチーズ
私のうつ病闘病のことなど

書いております。
牛しっぽ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛あたま


先日のアメンバー限定記事に頂いたコメント、返信が遅くなり本当にすみませんでしたぐすん




長男が幼稚園へ行ってる間の予定が詰まっているうえに、




最近長男、
幼稚園から帰るとそれはそれは大荒れでしてガーン




帰宅後~夜ご飯までの時間、大声でわめき散らし、床をドンドンさせて怒っておりますチーン



そして荒れがおさまると、
私は疲れはてて頭がボーっとしております。



ま、ボーっとするのには
他にも色々理由はあるんですけどねニヤリ




大荒れのポイントは主に3つ。




1、帰宅後の手洗いで気持ちが崩れる
下矢印
2、紙飛行機が上手く作れないなどでさらに気持ちが崩れる
下矢印
3、幼稚園の給食のことを怒りだす




だいたいいつも、このパターンです。




また最近は幼稚園で、
目をパチパチさせたり、肩を上下させたり、



いわゆる「チック」のような症状が
頻繁に出ているようで先生から指摘をされたところです。




私が一番心配していることは、
長男が幼稚園で我慢して頑張りすぎていないかということですが、



加配の先生からは、
家でお母さん、ちゃんと関わってはりますか?とまたまた私のせいにされましたチーンチーン



でもね、
昨日はなんだか、先生を責める気持ちには
なれなかったんですよね。




もうすぐ卒園ということもありますが、




先生に理解してもらいたいと言いながら、
母親の私は長男をどれだけ理解してるんだろうか。と…




先生に理解してもらうためにも、
私がもっと長男のことを理解しないと、と最近ずっと考えてまして、




というのも、
長男の抱えるしんどさや気持ちを、
私がどれだけ先生方に代弁できるかなと思ったときに、自信がなかったんですよね。




少しでも理解したい思いもあって、
なにかヒントになるような、良さそうな本はないかなと探して、2冊の本を購入したんです。




これが
とっても勉強になりました。




ひとつは、
感覚過敏等について書いてある本です。




長男は全身(触覚、聴覚、視覚、嗅覚、口内)の感覚過敏がものすごく酷くて、




中でも生活するうえで支障がでているのは、




触覚、聴覚、口内。この3つです。



この本では主に、
触覚過敏について書かれていますが、
予想通り、かなり当てはまりました。


・髪の毛を切るのを嫌がる
(特に耳辺りからうなじにかけて)
・手洗いを嫌がる
・爪切りを嫌がる
・耳掃除を嫌がる
・口など顔を拭かれるのを嫌がる
・靴下を脱ぎたがらない
(靴下は脱ぎたがるも当てはまるようです)
・手袋をはめたがらない
・体を洗うのを嫌がる



そして苦手な素材も多数あるようで、



・ヌルヌル系(粘土、のり、絵の具、泥など)

・チクチク系 (砂、芝生)

・フワフワ系 (ボアの素材やぬいぐるみ)

・ひえひえ系 (公園の遊具の金属部分など)



ちなみに長男は、ヌルヌル系がダメです。



そして、
自分からは触れるけど、
人から触られるのを嫌がる



という部分もあるようで、
これまた長男ピッタリあてはまります。




こうした感覚過敏反応は、
子供にとっては自己防衛なんだそうです。




そしてこの症状は、
外界からの異物に反応してしまう
いわゆる《花粉症》に似ているそうです。




なので、
この感覚過敏に対し、




慣れれば治る。
頑張れば乗り越えられる。
繰り返せば平気になる。



と捉え、対応することは、



花粉症の人に対して、
慣れれば治るよ。と杉林の中へ連れていく事と同じだ。



と書かれていました。




子供のためだと思って頑張らせることが、




感覚過敏の酷い子供にとっては、
虐待に等しい苦痛を感じることもあるんだ。



と…。。。




なんだか、
読みながら胸が苦しくなりました…。






ちなみに小児科の先生へ
以前、こんな相談をしたんですよね。




幼稚園では苦手な野菜とか固いものとか食べてるけど、家では絶対食べなくて…
私のご飯が不味いとか…私の関わり方が良くないとか、私に問題があるんでしょうか?




って…。




そしたら先生はね、



お母さん、そういうことちゃうよ。
家でまで頑張らせないで下さい。
これ程まで過敏さが酷いのに幼稚園で食べてるということは余程我慢してるか頑張ってるかです。
家でまで頑張らせて、食事の時間を苦痛な時間にしないであげてください。
家では好きなものを好きなだけ食べて、食事の時間を楽しい時間、嬉しい時間にしてあげてくださいね。



って言われたんですよね。




他にも…
外出先ではトイレに行けなくて、いまだ外出はオムツなんですけど、

トイレの自動消臭、自動洗浄の音、
ウィーンという音がダメなんです


この対応は甘やかしですか?
と先生に聞いた時も、



パニックを起こすほど過敏に反応しているものについて、手立てや支援方法、経験を重ねることで何とかなると思うのは間違いです。



とハッキリ言われたんですよね。



苦痛を感じてるのに、
頑張らせるなんてそんなのやめてあげてください。
お母さんは大嫌いなゴキブリ、毎日触って苦手克服できますか?
心の育ち、成長と共に、過敏さは少し落ち着くはずなので、そこでアプローチしていきましょう。
落ち着くまでは、気にせずオムツで出掛けたらいいんですよ。



と…。



小児科の先生はきっと、
この本に書かれているような捉え方を基に言われておられたんだなと感じました。



この本には、
触覚過敏による防衛反応をする子に対し、
有効なふれあい遊びや感覚遊びも紹介されていました。



ただ…この本を読んで、
周りが想像する以上に長男がしんどさを抱えていることは明確だなと思いましたが、



先生から言われたことをそのまま
頑張らないとと必死に頑張ってしまう真面目さがある長男に、



どうしてあげるべきなのか、
頭を悩ませております。。



どうにも気になるのはチックの症状…
何かしんどさを抱えていることは間違いないと思います…




でも…何がしんどいのかわからないぐすん




昨夜長男に、



幼稚園でなにかしんどいことある?



と聞いたら、




幼稚園しんどいよー。
あーでも何がしんどいかわからんわショック



と言っておりました。




年長の長男には、
まだまだ難しい質問ですよね…。。




幼稚園でのことでしんどいのか、
それともこれから始まる小学校に不安を大きく感じはじめているのか、


あるいは両方なのか…


あるいは家庭の中でもしんどさを抱えているのか…



わかりませんぐすん
これからも注意深く長男を観察しなければと思っています。



とりあえず家では、
思い切り発散させてあげようと思いますチュー




そうそう、
もう一冊、本を購入して良かったのが、




この本もとっても勉強になりましたニコニコ




ADHDと、軽い自閉スペクトラムと診断された息子さんの小さかった頃の怒りポイントや、もっとこうしてほしかった…等々。
すでに20歳になられた息子さんが小さかった頃のことを、実際にお母さんに伝えたことが書かれています。



今後、参考になりそうだなと思いましたニコニコ





さっ、明日は小学校の支援級で
2時限目の体験をさせて頂きます。



そして幼稚園が終わったら、
幼稚園最後の懇談です。



伝えたいこと、
箇条書きにして挑んでまいりますチュー!!




猫しっぽ猫からだ猫からだ猫あたま



下矢印本の裏の絵…まさしく長男そのまんまニヤニヤ
一緒すぎて笑っちゃいました照れ