褒めると、喜ぶ


酔った席で頭を撫でると、嫌がりながらもちょっと嬉しそう。


あたしが美味しそうに飲んでると喜ぶ、もっと飲めって言われる。


あたしが気持ちよさそうに歌うと喜ぶ。


手をつなぎたがると、喜ぶ。



男だから、なめてあげれば喜ぶ。




喜ぶ事をもっとしてあげたい。


あなたが喜ぶと、あたしも嬉しいから。

あたしは、ろくな男にひっかからない。


それは、あたしがろくでもないから。






自分の孤独を受け止めないで、人肌でごまかそうとしている。


本当に大切にしなくちゃいけない人を大切にできない。


人間として、本質の部分が欠如している。



そうゆう意味でのろくでなし。




何回言ってもコンドームを買ってくれないから、


あなたと飲む日は自分で用意している。



あなたが、コンドームを買わないのは、


あたしとはもうやらないって自分に言い聞かせてるから。


でも、本音はめんどくさいからでしょう?




もう、見栄張ったりしなくていいよ。


ろくでもないって知ってるから別にいいよ。



あたしもろくでなしだから。

ずるいヒトには、


あたしも、ずるくしてやる。

あたしは今、

転職活動中。


この、業種にこだわるのは、好きだから。


好きだけじゃ、やってけないってよく言うけどそんなことないとおもう。



好きこそ、ものの上手なれ。



他の業種にいたら、発揮できない意欲があるし、快感がある。




学生の頃は、特別好きだったわけじゃないんだけど、

社会にでて、初日、その器械に触った途端



鳥肌がたった。




そのくらい、あたしは好きだったのだ。



それに気づけて、よかった。




あぁ、早く触りたい。

もう20年近く、独り暮らししているその部屋は

アダルトビデオとフィギュアの山で足の踏み場がない。


ゴミはちゃんと出さないからたまってく一方だし、

その荒んだ生活そのものの部屋にあたしは


3ヶ月に一度くらいしか行ったことがない。


モトカノは隣接している市で教諭をしているらしい。

寂しくなると、連絡をとってきていまだにその部屋に来ることがあるそうだ。


バスルームには、そのモトカノの私物と思われるものが置いてある。




その私物が見たくないから、あたしはその部屋に行った時には

絶対バスルームに入らないことにしている。




ベッドの上か、床にヒトが1人立っていられるスペースしかその部屋には

空いている空間がない。


だから、その部屋に入るとジーンズを脱いでベッドに行くように言われる。


下半身がパンツ一枚の女がベッドで寝転がっていたら、

健全な男子だったら誰でもそりゃ、


欲情するさ。





哀しいかな、それ以上でもそれ未満でもない関係。












パトリック、あたしが好きなメーカー。

あなたが、愛用しているスニーカーがパトリックだった。


共通点を探しているあたしがいる。



でも、共通点なんて、誰とでもなにかしらあるものだ。





「会いたい」って言ってはいけない関係、つらいけどこれしかあなたとつながっていられる方法が思いつかない。本当は、好きなんだよ、きっと。たぶん。


暗黙のナントカは疲れるよ。

同じ銘柄の煙草を吸っている。


同じにしたわけじゃなくて、これは偶然。


そんな偶然を嬉しがる自分が、恋しているみたいで恥ずかしい。


たぶん、この先だって何も変わらない。


飲み仲間、ただの飲み仲間。


トモダチですらない。



大きくて、筋張っていて、よく焼けていて、あたしがイチバン好む手をしている。


その手が、あたしを触りたがってる時間がすごく気持ちいい。


「いけないんだ」って言い聞かせて、理性と本能を闘わせている姿が好き。


すぐ、理性は負けちゃうくせに、闘ってみるとこがすき。


「だから、女は嫌なんだ。」


女だから、手を出しちゃうわけで、あたしだから、手を出すわけじゃない。


それを、手を出される度に言われると、プライドが傷つく。


でも、仕方の無いこと。


精神的なつながりをもたないことが、この関係のきまりだから。


好きになってしまったら、傷だらけになるだけだから。

あなたは、あたしが好きになったら困って怒る。


物分りのいい、股だけ開く女でいれば、あなたはたまにあたしを抱いてくれる。


精神的なものを一切入れない、粘膜を擦り合うだけの関係でいれば


お互いを失った時に、傷が最小限ですむ。とあなたは考えているのだろう。


そう、思っているあなたをたててさえいれば、まだ失わないでいられる?