買ってしまいました | 快楽至上主義

買ってしまいました

普段は外国人作家の本は読まないのだけれど、

この本はタイトルと、この帯が目に付いて即買ってしまった。


「レベッカのお買い物日記」・・・・・・・・・「また買ってしまいました」


これって、女子なら絶対思うことじゃない??


まあ、このコピーに惹かれて思わず買ってしまう事自体がダメなのかも

しれないけれど。


わたしはたぶん買い物依存症で、高いものは買わないのだけれど

出勤途中には必ずコンビニに寄るし、会社帰りには本だの雑誌だの化粧品だの、

必ずと言っていいほど何か買って帰る。

休日どこかに遊びに行ったり買い物に行った時には、特にこれだ、といったものがなくても

何か買わなきゃ外に出た意味がないと思い、半ば無理やりに欲しいもの?を探して

買って帰る。


そんな日々の買い物に加えて酒好きなものだから飲み会とかのお金が消えていき、

タバコを吸うので毎日タバコ代が消えていき、ネットオークションで

お気に入りの海外安ブランドの服を落札し、ミュージシャンでもないのに新譜チェックを

欠かさずし、(最近毎月CD買ってる・・・)

その結果給料が一ヶ月もたなくて、その場しのぎのキャッシング・・・。


わたしヒドすぎだ・・・。


まあ、この本にも似たような状況の女の子の似たような話が書かれているのだけれど、

本の後半になったらこの女の子(レベッカ)がものすごい活躍をして、ものすごい

シンデレラストーリーに変わっていく。


といってもありえないほどの話ではないのだけれど、わたしとしては今の状況が打開できず

逼迫財政が未だ続いているわけなので、一冊の本の中で主人公がシンデレラに変身して

しまうことはちょっとした歯がゆさというか羨ましさというか、そういうなんともいえぬモヤモヤ

感が残ってしまうのだけれど。


まあ、三部作になっているこの本では、2シリーズ目でシンデレラになったレベッカが

更なる悲劇?(まあ身から出た錆、ではあるのだけれど)に襲われつつも持ち前の

バイタリティでそれを克服し、3シリーズ目では本当のシンデレラになっていくのだけれど。


ただ、シンデレラストーリーといっても、運がいいと言うだけでなく、主人公が自発的に行動して

その結果主人公が成長していく形に書かれているので、歯がゆさが残ってもそれは

「ありえねーっ!」って感じではなく、私もどうにかして頑張らないと、という自分の無力さ

(自発的に行動していない)が残る感じなので、

今後の自分自身の身の振り方を考える上で、この本を読んでよかったかな、と思う。


ただ、書き方は一人称、非常にカジュアルな文体なので、どちらかというと

読書と言うよりブログを読んでいる形に近かった気がする。

なので、「文学」的な文学が好きな方にはちょっとキツいかもしれない。


「ブリジットジョーンズの日記」が好きな人は絶対ハマるとおもう。


これ映像化したら人気でそう。


余談としては、3シリーズ目の「結婚編」を読んでいる途中に浮気相手が入籍したことを

知ったので、しばらく続きが読めなかった(苦笑)