久しぶりにブログを開いています。

長女の死産から明日で一年と二ヶ月。

 

 

 

私は今お腹に新しい命を迎え、なんとか順調に過ごしています。

最近は端から見ても妊婦だと分かってもらえるようで、

街中で会う人たちの温かいお気遣いや優しいお言葉に嬉しくなっています。

 

 

先日最寄りのバス停にて。

サラリーマン風の男性、50代くらいの方でした。

暑い中、そしてバスが少しですが遅れていたのでしばらく待っていました。

「どうぞ先に乗ってください。お体大事にしてください。」

と声を掛けてくれ、順番を譲ってくれました。

とっても嬉しかったです。

 

 

 

そして今日はお店でのこと。

私が飲み物をオーダーして、出来上がるのを少し離れたところで待っていました。

完成したようで取りに行くと、

「妊婦さんだと気付かなくてごめんなさい。歩かせてしまいましたね。」

と優しい一言をかけてくれました。

予定日は?性別は?と話しかけてくれて、頑張ってねとエールをいただきました。

 

 

 

 

 

ある日は、宅急便のお兄さん。

荷物重いのでよかったら玄関先に置きますよ、と。

 

 

 

またある日には信号待ちのおばさまにも、暑いから無理しちゃダメよ!と突然話しかけられたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

世の中、優しい人って本当にたくさんいるんだと感じています。

いずれもちょっとした言葉や行動で、人の気持ちを温かくすることって出来るんだなと感じた出来事でした。

 

 

 

 

 

 

私は昨年の娘の妊娠、出産以降、完全にひねくれていました。

街中の妊婦さんを見るのが辛くて、心の中でブラックな言葉を吐いたりしていました。

 

 

 

事情は人それぞれ、目には見えなくても色んな背景を皆んな抱えて生きていると思います。

私も人に優しく、勇気を持って行動していきたいと思います。

 

 

 

 

 

ちょうど昨日見たドラマで言っていました。

「自分が傷ついているからって、人の想いを踏みにじるようなことは言ったりしたりしちゃいけないよ」

みたいなセリフが心に残っています。

 

 

 

 

 

それでも、私にとって娘のことはあれだけの経験だったからな、、と未だ言い訳をする自分ももちろんいます。

 

 

お空に帰った娘にとっても、よい母になれるよう心身ともに成長しなきゃと改めて思う今日この頃です。