おはようございます。

 

本日はフランス旅荷物で持っていく薬のお話を。


 

久しぶりに薬剤師AKOのお薬講座です。 

 

 

いつものように効能効果を言うのは違反なので、私の感想として。

 


文字が多い話になっています。お時間ある時にどうぞ。




 TODAY'S
 
薬剤師AKO講座

 


一応リクエストで本日の話を書いているので!

ドーンとこんなタイトルでスタートてへぺろ



 

改めて私の経歴は

 

調剤薬局

病院

ドラッグストア

あと夜間救急センターの仕事もしていました。

 

今は派遣ね笑

 

 

いつも旅の薬を用意していると。

改めて横浜時代を中心に夜間救急センターで学んだことが大きかったように思います。

 

地域の医師、看護師、薬剤師が交代で勤務。

もちろんバイト代はもらえますてへぺろ

 

でも救急の仕事は研修会に参加する必要もあったし。

その時は大変だと思ったことが、今は生かされていると思うんですょね。

 

そして夜勤務だからいつも人手不足でした爆笑

あ!普通に勤務してから行くんです!




旅の薬


さて旅の薬の話に戻って


私の考え方のベースは夜間センター。


 

夜間救急に来る患者さんは大きくわけて2パターンなんです。

 

ここではあくまで救急車で運ばれるじゃなくて、自分や家族と一緒に来る方のレベルです🚑




夜も病院ってどんな時?

 

 

 

夜間診療は2パターン

 


内科的なこと(発熱など)

 

外科的なこと(怪我など)

 

 

本当にざっくりなんだけど。

この2つのパターン。

 

 

そんな私が旅に持っていく薬です。

種類はこれだけ。

 

 

私のは病院用の薬も多いので、市販だったらっていう想定でリンク貼っておきますね。


抗生剤とかちょっと取っておいてそれを持っていきますてへぺろ



 

ここからは市販で買えるもののお話を。

 

 

 

ロキソニン

 


これは私的には絶対!

 

改めて解熱鎮痛剤ですね。

 

解熱

鎮痛(頭痛、歯が痛い)

 

あと喉が痛い時もロキソニンでOK

炎症効果もあります。

 

大抵のことはこれでOKかと。

 

 

以前にも書いたけど。

 

この青い箱が病院と全く同じね。

 


 

 

 

 

色々なシリーズがあるけど。

個人的には胃薬と混合タイプまで。

 

ピンク箱ね。

 


 

 

 

 

それ以上の高級ロキソニンは個人的には賛成しない派ですてへぺろ

リラックス効果があるとかだけど。病院では使ってないし。

 

あ。コスパ的にどうよねって話です。

 

ロキソニンは大人気だから色々シリーズがありますが、シンプルなもので十分かと。

 

 

 

お次は

 

 

 

アレルギー薬

 

 

じんましん用に持って歩きます。

 

過去にはないけど。食中毒系とか植物にかぶれの可能性もあるからね。

 

あと鼻水にもOKです。

 

 

 

私は病院で処方してもらったセレスタミンというめちゃくちゃ強いタイプを持ち歩いているんだけど。

 

 

もし持っていくなら、過去にも飲んだことがあるアレグラかな。

 

 

 

1日2回タイプのアレグラ

 

 

 

 処方箋と同じ成分で同じ量です。

 

 

 

ここでややこしいけど、市販薬のルールを。

 


 

市販薬ルール

 

成分によって数字で分類されています。

 

第1類医薬品

 

第2類医薬品

 

第3類医薬品

 

 

 

第1類医薬品は薬剤師が必要

 

 

これがあるからドラッグストアに勤めると夜中までの勤務があることも。

 

 

話が脱線しちゃいましたが、現在アレグラは第2類医薬品で薬剤師いなくても大丈夫!

 

ちなみに私がマイル修行した後にドラッグストア勤めていた時は第1類だったの。

薬剤師が必要な薬で。私レジに走ってましたてへぺろ

 

 

ロキソニンはずっと第1類ですね。

これは2類に落ちることはなさそう。

 

 

そして今回はちょっぴり辛口を含めてざっくばらんに。

 

 

同じ病院と同じアレルギー薬で

 

1日1回タイプのクラリチンって薬があるんだけど。

アレグラは1日2回ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的にはアレグラの方が効果があると思うので。

 

旅に行くのに持っていくっていうコンセプトなら

アレグラの方がおすすめかな。

 

 

 

 アレルギー豆知識

 

 

アレルギーの薬は眠たい方が薬の効果があります。

 

だから眠たくならないは効果が薄いのね。

 

ちなみに私が持っていく病院薬のセレスタミンは1日3回タイプ。注射も存在していますが、飲み薬はめちゃくちゃ眠たくなります。

 

 

クラリチンは普段の花粉症とかにはいいと思うけど。

 

今回は海外で飲みたいがコンセプトなのでアレグラをおすすめしますね。

 

 

そういえばお友達と日帰り温泉に行って。

原因不明で足が真っ赤になった時もアレグラをおすすめしてよかったって言われたことも。

 

 

改めてアレルギーは何が原因は関係ないんです。

あくまでアレルギー反応っていうのを治療するもの。

蕁麻疹が一番可能性ありますね。

 

ちなみに蜂刺されとかもアレルギー薬が使われます(救急病院なら注射です)

 

だから何か飲み薬を持っていけば安心かな。

 

 

 

そしてあとは

 

 

胃腸系

 

 

私は結構強い薬が好きなのね。

あ。もちろん海外用だからです。

 

 

 

これも1類医薬品

 

 

 

胃薬使う時は食べ過ぎも想定されているから笑


普段飲んでいる軽い消化剤でもいいとは思うけど。


もしも胃腸炎レベルならならこの薬がと思って、私はガスターを持って行ってます。

 

 

 

さて胃腸炎といえば。下痢止め。

 

 

下痢止め

 

これは昔から病院用より正露丸の方を信頼していて

 

正露丸

 

匂うけど笑

 

旅先でお腹壊したら大変だから持って行きます。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにノロウイルスの時は、整腸剤しか処方されないことがほとんどで。


何人もの患者さんから


これしか薬もらえないんですか?って。

 

今は下痢は止めないのが主流な考え方です。

以前は下痢止めを多く使ってましたが、悪いものは出しちゃうって考え方。

 

だから病院でもビオフォルミン!

 

 

 

 

だから薬が目的なら病院に行く必要はないの。

でもみんな知らないよね・・・


 

ただ、海外の時はやっぱり正露丸持っていっちゃう。

だってずっとトイレにいたら悲しいじゃない??

 


 

ケガ対策

 

 

旅友のたまなさんが過去に出かけた海の旅で。

こんなことになっちゃって。。

 

 

帰国して連絡あって。

彼女がちょうど自宅に持っていた「ゲンタシン」っていう抗生剤の塗り薬を塗るようにおすすめしたけど。

 

傷を治すっていう意味では個人的にはステロイドが入っている塗り薬の方が治りは早いかな??

 

 

今回私はリンデロンVGという。

ステロイドと抗生剤が合体した塗り薬を持っていきます。


でも同じものは市販にはないみたい。


市販されている抗生剤の塗り薬。

個人的には使ったことがない種類の抗生剤なので。。



もし海とか山なら普通の消毒液でもいいかも。






塗り薬とペアがおススメです。



ここでは自分で使っている成分が入ったリンデロンV sシリーズをおすすめしますね。


 

 

 

 

 

軟膏とクリームがあります。



私は軟膏派です。

ベタベタするけど。治りが早いと思う。

病院でも軟膏の方が多く使われています!

 

 

そしてやっぱりステロイドの傷の修正能力はやっぱりすごいよね。

 

だから乱用して副作用(ゾウ皮:皮膚が硬くなる)もあるけど。ここではあくまで海外旅行中の緊急対応のお話です。

 

 

あ!個人的にはちょっとくらいなら顔にもつかちゃってますけどてへぺろ基本的にはおすすめしていません。



とにかくステロイドは救急病院ではよく処方されていました。

 



あとはバンドエイド。

何かで切っちゃったとか?

 



ってことで!

色々心配だけど。これ以上の時は現地の病院に行かなくちゃいけないと思っているのでこの辺で。

 



おまけの話




目薬


普段から使っている目薬です。


 

 

安いからお気に入り爆笑

いくつも買って。あちこちに!


基本的に市販薬は高いから。

安くて効果があるものを選びます。




医療保険


あと保険の質問があったので!

 

私はコロナ後の旅行は全てこちらを使っています。


 


韓国や香港もこちらで。

 

クレジットカードにも保険ついているけど。

医療保険をカバーしたいので。

 

何事もなければいいというおまじないも込めて🙏

今回のフランス旅は一番高いプランを選びました爆笑


申し込みは出発当日でもOKと書いてあるけど。

 

2日前までに申し込めば、プラス50円で飛行機遅延がちょっとだけ保証されます。

 

なので2日前までの申し込みがおすすめです。

 

 

ってことで本日は久しぶりに薬剤師AKOのお薬講座でした。


長文になっちゃいましたが参考になれば嬉しいです♪