冬生まれなのに、寒いのは苦手。
だけど冬が近づくと、なぜだかワクワクする。
ママのお腹にいた今頃、もうすぐ生まれるぞー、って思ってたりしたのかな?

寒いからこそ、暖かさが嬉しい季節。
新しいコートも、ニットも欲しい♪
ふわふわ、あったかく過ごしたい。
好きなものと、好きな音楽と、好きな人のそばで、
身も心もぽかぽかでいたいです。

「一緒にいるとあったかい」って、思われるようになりたいな溿
森光子さん、亡くなられたのね…。

テレビを見る習慣がないので、
ほとんどお姿を見る機会はなかったけれど、
お見かけする度、素敵だな、と思ってました。

よく知らないのにこんなこと言うのも気がひけるけど、
「大往生」って言葉がぴったりな気がする。
笑顔で天国に行かれるような。

あんな風に可愛く、美しく歳を重ねていけたらいいな、って思います。
女性としても、ひとりの人間としても、憧れを覚えた方でした。

また一人、凛とした日本の女性がいなくなってしまうのはとても寂しいけれど、
どうか、ゆっくり休んで下さいね。
ありがとうございました。


最近、登録している派遣会社に単発でデータ入力のお仕事に行っている。
この会社には、時々わんこわんわんがいる。
今日も会えたドキドキ
撫で撫ですると、手がものすごく犬くさくなるんだけど(笑)
犬のにおいは懐かしくて、ほっとする。
猫派と思われてる私だけど、私の初めての友達は犬だったから。

ベルはママの実家で生まれた犬で、私が生まれる前からうちにいた。
生まれたばかりの私を見て、気味悪そうにしていたらしい。
「何?この、人の形をしてるのに自分で動けもしないものは?」って思ったのかな。
それでも賢い犬と評判だったベル。
主人たちが大切にしているのを見て、逆らってはいかんと思ったらしい。

そのうち、よちよち歩くようになった私はベルと大の仲良しになった。
ケーキを丸ごととか、夕食のおかずまであげてしまったこともあるみたい。
(犬にはよくないんだけどねあせる)

私の姿が見えないと思ったら、犬小屋でお昼寝してたとか、しょっちゅうだったらしい。
犬小屋を占領されて困った顔をしていたこともあれば、
私を守るようにそばに寄り添っていたこともあると聞かされた。

犬は何でも好きだけど、特に中型~大型犬が好き。
犬種で言うなら、シェパード。
ベルにはシェパードの血が入っていて、見た目もそんな感じだったからだと思う。

やがて学校に通うようになってからも、いつも一緒だったベル。
叱られたり、学校でいやなことがあって泣いてた時も、そばで心配そうに私を見ていた。
そんなベルが、ある朝、脱走したまま戻ってこなかった。
古き良き時代。
我が家の庭を突っ切るのは、知る人ぞ知る近道で、
よく勝手に門を開けて通る人、いたのよね…。
夜は放し飼いにしていたから、門が開けば、脱走。

毎日、保健所に電話をかけたおばあちゃん。
返事はいつも「そんな犬いません」だった。
けれどある日「実はわからないんですよねー」と言われたらしい。

なんですって??

おばあちゃんは素早かった。
その日のうちに保健所に車を走らせた。
そしたら何と!
ベルは、その日の夕方に処分されてしまう犬の檻にいた。
職員さんの話によると、ほとんどご飯も食べなくて、元気がなかったそうだけど、
おばあちゃんを見るなり、周りの犬を蹴散らして出てきたらしい。
私が学校から帰ると、お風呂に入って綺麗になったベルが迎えてくれた。

もし、あと一日遅かったらと思うと、
保健所の対応には今でも腹立たしさを覚える。
こっちは必死で探しているのに…。
おばあちゃんは犬たちがかわいそうで、何頭か連れて帰りたいと申し出たそうだけど、
当時はまだ保健所からの引き取りは認められていなかった。

犬生最大のピンチを脱した数年後、
ベルは寿命を迎えて死ぬということがどういうことか、私に教えてくれた。

たぶん、私が10歳になる少し前。
その日、ベルは朝から立ち上がることもできなくなっていた。
白身のお魚を少しだけ食べて、でもすぐに吐いてしまったのを覚えている。
夜になって、ぐったりしたままのベルは、犬小屋から玄関に移された。

早々に寝かしつけられた私は、おばあちゃんに
「ベル、死んじゃうの?」と聞いた。
その時、玄関からワンワン!とベルの元気な声がした。
鳴き声はしばらく続いた。
「よかったね。ベル、元気になったね」
そう言って眠りについた翌朝、ベルは冷たくなっていた。
あれは、ベルの「さよなら」だったのか、私を安心させようとしたのか…。
両方だったのかもね。

お別れは悲しいけれど、生きている以上、必ずやって来ること。
まして天寿を全うしたのなら、一緒に過ごせたことを喜ぼうと、私はベルに教わった。

ベルが自分の「ボス」と認めていたのは、私のパパ。
天国で会えたかな?
一緒に日向ぼっこでもしてるといいんだけど。