この日は 京詩音さんの誕生日公演でした。
14、5才の時のお夏の犯罪を見てからは京詩音さんのお芝居に注目していました。
でもこれまでは脇に回った演技や好みではないお芝居が多かったのです。今回は昼の部は『追われゆく女』、夜の部は『鶴八鶴次郎』で夜の部は絶対行くぞ、と心に決めていました。以前長谷川一馬若座長、京未来若座長の襲名の時に拝見してとても良かったのできっと良いお芝居になる、と確信していました。昼の部も良かったら行こうと思って詩音さんにあらすじを聞きましたが新作とあって、まだお聞かせ願えませんでした。夜の部を楽しみに行きました。
第一部 お芝居
鶴八鶴次郎
三味線弾きの鶴八(京詩音)と新内語りの鶴次郎(長谷川愁)は今日も会心の出来で、自分達も新内打ちの小屋の頭取(愛京花)も大いに満足していた。そこへ鶴八のごひいき、料亭の主人(長谷川一馬)がやって来てお祝いの言葉を述べ、祝いの席に二人を誘う。
途端に鶴次郎は鶴八の三味線に難癖を付け、二人の間に溝ができた。鶴次郎はそのごひいきが鶴八を嫁にするのではないか、と疑い、怖れ、嫌味を言ってしまうのだ。
いよいよ苦労が実を結び、第一人者に上り詰めようという人気の頂点で、鶴次郎の心無い言葉は鶴八を傷つけてしまった。鶴八は三味線を諦めごひいきの料亭の女将さんとなる。鶴八を失った鶴次郎は失意の中、どの三味線弾きと組んでも上手く謡えず、地方に落ちて行った。飲んだくれる日々。そこへ新内打ちの小屋の頭取がもう一度やらないか、と誘いに来る。鶴次郎は、鶴八じゃないと謡えない、と断るが、今回は記念の催しなので鶴八は出てくれる、という。目の色が変わった鶴次郎は出演を快諾した。
その出演が終わって楽屋へ引き上げて来た二人。やはり素晴らしい出来で、満足できる内容だった。満足気な二人。もう一度組んでやろう、と二人の気持ちは一致した。
鶴八は言う。『もう一度、組むことができるなら料亭から出るわ。今度こそ三味線で。』
鶴次郎から出て来た言葉は・・・・・・。
『しばらく弾いて無かったから良くなかった。もう少しちゃんと弾いてくれないと。』
絶句する鶴八。三味線を持ち立ち上がり出て行こうとする。頭取が慌てて止める。だが、熱い気持ちに浴びせられた鶴次郎の言葉は鶴八の心を深く傷つけてもう戻らなかった。
頭取が鶴次郎をなじると鶴次郎は言った。
『せっかく大店の女将さんになったのに俺と一緒になったら、あんな田舎回りをさせるかもしれない。そんなこと、させるわけにはいかないじゃないか。』
場末で鶴八の幸せを祈りながら吞み明かす鶴次郎だった。
大変、深く、感動しました。鶴八、鶴次郎、ごひいき、どれも良かった。結構、色々な舞台、歌舞伎、大衆演劇、新劇、新喜劇、ミュージカル、ライブ、など、見て来ましたが、そのうちでもトップクラスだと思いました。皆に見てもらいたい、と思いました。
口上
乃愛 大河 武弥 未来
座長の口上、みんな、少し笑ってますが(^O^)
舞踊ショー
一馬 乃愛 舞 乱之助
一馬
舞 乃愛
乱之助
一馬 舞 乃愛 乱之助 詩音
衆 詩音
乃愛 愁 詩音 舞
一馬 乱之助
ゲスト 劇団駒三郎 南條茉利愛さん
未来若座長の友達 南條友李愛若座長の妹さんです。
詩音さんと同じきょうだい構成で、女、女、弟の三人きょうだいなのだそうです。
本日の主役
京詩音さん
長谷川劇団で 特に役職は無いのですが、それこそオールマイティ、何でもおできになります。それは、長谷川舞さんも同じです。
可愛いわね♡
長谷川乱之助副座長
乃愛 愁 詩音 茉利愛 未来 大河
愁 詩音 未来
乃愛 茉利愛 大河
長谷川一馬若座長
愛京花総座長
水も 滴る・・・・・
好い 女、ね
京詩音さん
長谷川武弥座長
南條茉利愛さん
続きます










































