この日は、ゲストの長谷川劇団、長谷川一馬花形が前日から来られていました。心哉座長の意向で、一馬だらけの日、と銘打った一日でした。

お芝居
留八時雨


やくざの一家。そこの跡取り娘は、まだ入って三か月の留八が好きになった。親分に言って、留八に婿になるように打診をしてもらう。留八は、新入りだから、と言うが、是非に、と言われて応諾する。嬉しくなって、兄貴にも報告する。兄貴も心から祝福する。

親分は、大川龍介さん、娘は星乃れいなさん、用心棒はなおとさん、子分には碧月龍都さん、碧月悠人さん。留八は、長谷川一馬さん。兄貴分には碧月心哉座長。

龍都さん演じる一の子分は面白くない。なおとさん演じる用心棒と図り、家に火を付ける。火が回ったところに留八が駆けつける。危ないからやめろ、と止められるが、火の中に飛び込んで親分を助ける。次に、火の回りがとひどくなってるのに飛び込んでお嬢さんを助ける。しかし、落ちて来た梁が直撃し、顔にひどい火傷を負ってしまう。

日にちがたち、顔に酷い火傷が広がっている留八は、周りの手のひらを返すような仕打ちに傷つき、酒におぼれている。そこへ、お嬢さんと一の子分との祝言の日だ、と教えられ、夢中で駆けつける。しかも、兄貴に言われた通り、羽織袴を身につけ、祝いを言うつもりだった。だが、助けられたはずの親分やお嬢さんから、やけどの顔を化け物、とののしられてしまう。思わず言い返そうとするが、兄貴からがまんしろ、と諭され、泣きぬれる。

兄貴が去ったあと、留八は、茫然としながら酒を飲み、だんだんと何かを決意していく。

羽織を脱ぎ、ついに、刀を抜き、やってきた面々に刀を振るう。親分、お嬢さん、子分を串刺しにする。一の子分には、やられて胴をなで斬りにされるが、やり返して断ち割る。倒れた留八を用心棒が刺そうとするが、駆けつけた兄貴は、用心棒を倒す。兄貴は、惜しい人を亡くした、と号泣する。

千姫の故事からのお話だな、と思いました。助けた時に顔に火傷を負い、そのために娘から愛想尽かしをされる。顔の傷が元で男が狂う、という話には、喧嘩家五郎兵衛、とかもあります。顔の傷を刀に映し、涙にくれる主人公。その胸の傷を刀を振るうことで昇華し、死んでいく。その心情が胸に迫りました。

長谷川一馬さんの留八が可哀想で、みんな、心で応援していたに違いない、と思いました。
とても良かった。一馬さんの演じられた数々の演目の中でも、白眉だと思います。

舞踊ショー

龍都花形   悠人さん

大川龍介さん   長谷川一馬花形   なおとさん

 

ゲスト 長谷川劇団  長谷川一馬花形

 

 

長谷川一馬花形    碧月心哉座長

 

 

おっ

 

 

ご両人!

 

星乃ひかるさん    星乃れいなさん

 

長谷川一馬花形

 

ゲスト 劇団竜之助   大川龍介さん

 

 

 

 

碧月心哉座長

 

長谷川一馬花形   碧月心哉座長

 

ご両人 !

 

きゃー(≧∇≦)

 

きゃー!

 

おお!

 

 

なおとさん

 

 

超、人気でした。

 

 

 

一馬花形

座席より登場

 

 

 

 

大川龍介さん

 

 

碧月心哉座長

 

 

碧月悠人さん

 

碧月心哉座長

 

 

 

 

一馬花形    碧月心哉座長

 

 

大川龍介さん  長谷川一馬花形  碧月心哉座長   なおとさん

 

 

 

長谷川一馬さん

若い!まだ18才です。行く先々の座長さんに、将来大衆演劇を背負っていくんだから、頑張ってね、と激励されていました(^^♪

 

 

 

 

碧月龍都花形

 

心哉座長が、二人は仲良しで、お互いの鬘をかぶっている、と言ってました。これは一馬花形のかな(^O^)

 

②に続く。