大衆演劇を観る時の楽しみは、お芝居、舞踊ショー、お笑い、人間味、かっこよさ、美しさ、その他にもいろいろ。夢心地になり、忘れたいことが多い人にはありがたい世界です。
その他にもいろいろ、の中でも、美しい着物、衣装、扇、舞台装置に又々夢心地です。斬新な着物に驚きますが、帯の結び方の斬新さには本当に驚かされます。
着物を使った演劇はいろいろあると思いますが、毎日、厳しい観客の目にさらされて、帯の結び、といった分野を初めとして、どんどん進化を遂げていっているのは、大衆演劇しかないのではないでしょうか。江戸時代だってこんなに素敵じゃなかったはずです。
保存している写真の中から素敵な帯を紹介します。途中で力つきたので、ちょこちょこ紹介していきたいと思います。前にアップしたのも少しありますが、日々に忘却のかなたに去っていくお年頃。新たにご紹介します。

:劇団菊太郎 梅沢菊太郎座長 2/20 浪速クラブ

新生真芸座 哀川昇座長 4/1 浪速クラブ

本家真芸座 片岡梅之助座長 4/1 堺東羅い舞座

本家真芸座 片岡梅之助座長 4/6 堺東羅い舞座

劇団花吹雪 三代目桜京之介座長 7/3 新開地劇場

宝海劇団 宝海大空若座長 7/5 渚の湯

宝海劇団 宝海竜也座長 7/5 渚の湯

劇団花吹雪 桜春之丞座長 7/16 新開地劇場

劇団花吹雪 桜恵介さん 7/16 新開地劇場

劇団花吹雪 三代目桜京之介座長 7/17 新開地劇場

劇団花吹雪 桜春之丞座長 7/28 新開地劇場

劇団花吹雪 三代目桜京之介座長 7/28 新開地劇場
どうです、素敵でしょう
全員男性なんですから。はなから負けてますが、脱帽するしかありません。美しい。

長い布がこんなに変身するんです。職人さんの力も大きい。さりげない柄、可愛い猫ちゃんとか、金糸銀糸が縫い込まれたのもあります。
お花を加えてより一層素敵にされている方もあります。
男性なのに自分で結ばれる方もおられます。今は舞台に立っておられませんが、市川千太郎さん、片岡昇次郎さん、お二方とも着物を着て帯を結ぶのに、3~4分しかかかりませんでしたね。驚愕です

自分でも着たくなりますね。自分で着ると、ずるずるでぐさぐさになりますがチャレンジしたくなりますねまだまだありますよ。お楽しみに