恋音。思わず手が止まった。 なんてことない、 マンガの一コマ。 あまりにも・・・あまりにもキミによく似ていた。 もう2度と触れることが出来ない、キミに。 何の因果か、漢字が違えどあのひとと同じ名前で驚いた。 あのひとの独占欲が、いつもキミとの距離を遠ざけた。 だから2人きりの時間はいつでも濃く、誰にも内緒のお話を。 あのひとを選ばず、手を繋いでいたままならキミは・・・。 人生を諦めなかったのだろうか。 ---そんなことを、今でも思ってしまう。