信仰すれば、祈り続ければ、

苦しみから解放される。
願いが叶う。
万事上手くいく。

おそらく両親はそれが目的でやって
いたのではないか。

それと、

勧誘の仕方って、
弱ってる人見つけて、
だいたいこんな事を言って、
あと、
業を背負っているからとか、
何か取り憑いているとか言って
勧誘してるのではなかいか。

なんで、そういう発想になったんだろう。

人間の都合のいい発想。
人を都合よく支配下に置く発想。

そんな気がします。

そもそも宗教ってなんだろうって感じ。

いろんな宗派があるけど、
元となる教えがあると思う。
そこに記されていることを
両親は理解して信仰していたのだろうか。
お経を唱える意味とは。
なぜ、ただ祈るだけで願いがかなうのか。

教えを読み解き、
人間とは、
自分とは、
世の中とはを照らし合わせ、
生き方、在り方を幸せとはなにか。
ざっくりだけど、
そういうもの探究していくと思っていた。
生きる意味を探究していくと思っていた。

私が歳を追うごとにおかしくなり、
ついには自殺。
私の人生を見ていたはず。

両親の求めていた
幸せってそういうものだったのだろうか。

私は生きている。
でも、生まれた時から
終わっていた。

苦しい毎日。
楽しいこともあったはずなのに
ほとんど思い出せない。

自分の事がやっとわかった。
自分の抱えてた問題が。
やっと自分を見ることができた。

だからって急激に変わるはずもない。
だからって暗い部分が消えるはずもない。

ひとつ大きく変わったこと、

死ぬことばかり考えていたけど、

これから
どうやって
生きていくかを考えるようになった。