「文春砲」という言葉がすっかり一般的になってしまったが

文春の記者さん(情報提供者の人も含めて)は

本当にすごい探偵力というのか

どこからこんなにほじくってくるのだ、と感心してしまう

 

今年も「不倫」文春砲に撃たれ

歌舞伎界の方たちや

卓球界の方たちが

メディアを賑わしていらっしゃった

 

世界のトップクラスで戦って

バラエティ番組では楽しく盛り上げてくれて

面白いし、いい方なんだな、とテレビ画面を通じてしか知らない我々は思ってしまう

 

報道は一部の切り取りだし

直接聞いたことではないから

どれが本当に本当の真実なのかはわからないが

一応、報道されていることをそのまま見た感想でものを言わせてもらうと

 

卓球選手の方はさすがに鬼ですか、と思ってしまう

一人で育児をされている奥様に

心無い言葉を投げつけて離婚を迫ったとのこと

 

おそらく愛し合って結婚されたのだと思うが

生きている限り人の心も常に動いており

考え方や感じ方が進化、成長、変化していくことは普通の事

ずっと同じ人を好きでい続けなければならないという決まりもないから

心変わりすること自体は致し方なく、とがめられることではないと思う

 

問題になるのはプロセス

私が見知った記事では奥様の言葉は出ていなかったので

一方的に旦那様側のことを書いた内容しか見ていないが

奥様にも問題があったのかもしれない

 

普通でも大変だという育児中

第2子ちゃんはNICUに入ってらっしゃったというから

日々どれだけ大変な思いをされていたことだろうと拝察するが

そのような状況で、旦那様のことに向き合う余裕がなくなっていたかもしれない

 

あくまでも100歩(1000歩でも万歩でもいい)譲って、

 

自分に向き合ってもらえなくなって寂しくなり

自分を好きと言って、自分だけを見てくれる別の女性に傾倒してしまったのかもしれない

妻の妊娠中、産後、育児期間中に浮気・不倫する夫は多いという

男性の性衝動(構造?)というものは女性の立場からは理解しきれないものはあるが

じゃあ女性には全くそれがないのか、といったらそんなことはないと思う

 

どうして自分の気持ちだけを貫いた行動しかできないんだろう

どうして相手のことを考えることができなくなってしまうんだろう

考える余裕がゼロな訳はない

 

もし、小さなすれ違いが起き始めた時に

お互いが何の躊躇もなくそれをぶつけ合うことができたなら

こんな大きなひずみにはならなかったのかもしれない

 

正面から自分の寂しさや大変さ、孤独感等々を伝え合うことができて

共有して補え合えれば

きっとこんなことにはならなかったのかもしれない

 

もしもそれでも理解しあうことが出来なかったら

お互いを思いやるということがもうできない、ということなのだから

別々の人生を歩く決断をし

間違った生き方をしないようさっさと分かれればいい

それから新たに愛せる人と幸せになればいい

 

ただ、不倫や浮気をする人は

そういう誠実、真摯な気持ちというものを

持ち合わせていない人が多いのだろうと思う

だから一度やる人はまたやる、と言われるのだろう

もしかすると生まれつきなのかもしれない

 

性善説では世の中成り立たない

 

と学んだ

 

 

それにしても

名が知れているということは

ほんとに大変だ