夫に伝えたいこと。
いっぱい、いっぱいあります。
これ、誰にも、ここでも言ったことない話。
俗にいう略奪婚です。
とは言っても、60年近くも前、離婚調停しても、女性保護の意識が強く、
調停しても「やり直しなさい」と繰り返されるだけ。何度も調停し、別居して
10年近く。そこで知り合った。全財産(芸能人並み)渡して、やっと離婚。
その泥沼離婚も、「私のため」無一文になり一緒になりました。
普通の人には、イヤな女ですよね。実家が良ければ、私もすぐに帰ったのでしょうね。
2人で何もないところから始めた結婚生活。持っていた家もお店もお金も全て渡しました。
アパートを借り、私の持っていた家財道具から、息子を育てて、家を買い替え、
旅行も思いっきり行きました。
結婚式をしようと言われた時、姉の嫉妬から、「今更白々しい」と言われ、
世間ではそう見られるのかと思い、ウェディングドレスを諦めました。
あなたに見せたかった。私も着たかった。
仕事で、「ドレスも着物も散々来たからいい」と強がりましたが、未だに悔しい。
そこまでしてくれたし、2人戦友のように戦ってきたのに、
息子が亡くなった時、壊れてしまった。一生懸命支えてくれようとするのはわかっていたが、
何もかも終わってしまったと思った。
色々な心療内科を探して連れて行ってくれた。いい医師に巡り会えて、少し良くなってきた時、
男に襲われるということがあった。
弁護士を探して、対処してくれた。
色々あったねぇ。あなたも、何度も病気したねぇ。
あなたと出会えたこと、最高の幸せです。
いっぱい、いっぱいいい思い出を残してくれました。感謝しています。
でも、最後の時、医師についていてくれと言われても、そんなに切羽詰まっている感覚がなく、
ちょっと家に帰った。戻った時、3分間に合わなかった。
『ありがとう』を伝えられなかった。これが心残りです。
