先日書いた葉山の住民の話。
葉山は、お金持ちばかりが住んでいると思われた方もいらっしゃるでしょう。
いえいえ、そんなことないのですよ。我が家だって住んでいたのですから。
そこそこ手頃な家もあります。
ただし、時間などの制約があると暮らしにくいですね。
我が家だって、しがないサラリーマン。しかし、東京に出社するのに、家出るのは8時過ぎ。
近所にも、そんな時間ウロウロする人多く、マスコミや出版社などのような堅気ではない人々。
そして、街の成り立ちから見ても、鎌倉のような歴史や趣のある街とは違って、
自由人が多く、世間体は気にせず、肩書きにもとらわれない、Tシャツにジーパン、ビーサンがあれば暮らせる。
そんな人種も多い街である。お金も回りもの。なくても気にしない。なんとかなる。
日本一の音大を出て、プロにもなれなかった男に、社長令嬢が惚れ込み結婚。
生活の安定のため、親がお店を持たせてくれた、ライブもできるカフェー。
そこに集まって来たのが、色々な年代の暇人。
社会不適格者も結構いました。40過ぎて、親の脛齧り。引きこもりとかではなく、表には出てくる。
アダルトチルドレンもいました。社会に出たくなく、いつまでも、大学にいる。
そして、好きな仕事だけを、好きな時にしているグループ。
ここは、横須賀が近いから、車を船に積み込みの仕事がある。これは、テレビで見たことがあるが、
すごい作業である。わずかな隙間で車を並べ、最後は、窓から出る。
それをすごいスピードで傷つけず行う。
これをしているメンバー。お金はいいが、常時あるわけではない。
空いている日は、工事現場の交通整理などに出かける。
その中に、1人外人がいる。どんな経緯で暮らしているのかはわからないが。
しっかり生活している。
工事現場で、旗振りをしていると、通りすがりの小学生が「外人がいる」と指差して笑う。
「おかしいかな?」なんて、笑って話していた。
彼らも、もう60超え、いや70近いだろう。時々、あそこの駐車場にいるよとか噂は聞いたが、
この頃は、噂も聞かない。
私が離れてしまったからだろう。
引退したおじいちゃんと大学生と、親の庇護のもと暮らす40過ぎの女性、バラバラな年齢で、
お正月の「七福神詣」をしたり、野山に山草をとりに行ったり、したものである。
珍しい食材が手に入れば、お店や、我が家で、宴会になることも、しょっちゅうだった。
一声かけると知らない子までいて、「この子は?」「ぼくの弟❗️」なんてこともあった。
何か、時間の流れがゆっくりしていたような気がする。
ああやって、宴会の準備をして、声かける体力も気力もなくなったけれど、楽しかったなぁ。