最近、友人の親の訃報を聞いた。
子供の頃の友達。もうだいぶ会っていない。同窓会で会ったのが10年くらい前。
その母親だから、100才に手が届く年齢だと思う。結構、友の母親で、100才を迎える方がいる。
小学校時代、よく、家に遊びに行った。
そんなことを思い出していたら、フッと変なこと思い出してしまった。
我が家は、大正時代に建って、ヒイお爺さんから、3世代、4世代の家。
ひいお爺さんが田舎から出てきた関係で、昔、街に用があったりすると、我が家に泊まる親戚が多かった。
親戚中の、ステーション的役割、泊めたり、若い人の縁談をまとめたり、面倒見のよい祖父母であった。
そんな家だから、寝具や食器荷物も多く、家中押し入れや物置はいっぱいだった。
戦後、我が家も戦地から帰った父が結婚したのが、昭和22年。ベビーブーム真っ只中である。
つまり、町中に似たような家庭が溢れていたわけである。
しかし、父のように、自宅がある人ばかりではない。
街中に、「引き上げ住宅」と呼ばれる公営住宅ができた。
戦地から帰ってきて結婚する若い人。外地(満州や中国)からの引き揚げ者が入ったようである。
二間に台所くらいの小さな家。
そこに住む友人宅でよく遊んだものである。
小さく、よく片付けられた家。家具などもあまりない。私には目新しい感覚でした。
考えれば、やっと家を手に入れ、他のものまでは手が届かなかったのだろう。
押し入れが結構空いていたのを思い出した。
中に入って遊べる。
よく「サザエさん」時代の漫画に、押し入れを「秘密基地」にする。「自分の部屋」にする。
そんな話が出てくる。
考えればそれくらいのスペースがあった。
一畳のサイズも大きく、天井も高い。
子供2人入って遊ぶことができた。
今、断捨離しようにも、とにかく荷物が多い。生活が洋風化したことにより、家具も多い。
昨年来の病気で、一階の部屋で暮らすようになり、ほとんどの荷物が2階にあり、
必要なものだけ手元に持ってきて暮らしているが、衣類もほとんどなくても済むと気づいた。
7割くらい減らしても大丈夫なような気がする。
確かに、ワンルームの部屋で間に合うのに、無駄に4LDKに住んでいるが、
ここ整理するときのこと考えると、恐ろしくなる。
周りに申し訳ないが、ポックリ逝きたい。あとはお願いねぇー。って。