今日は、モデルの話をしましょうか?

今の業界とは、50年前とは違うと思いますが、

私の時代。

街を歩くと「自称モデル」がたくさんいます。

モデルになるには、街での勧誘か、自分から、事務所に面接に行く。

大手から、いろいろありますが、中には仕事がなく、入会金だけが目的の事務所も多いです。

私は、周りから、入れられ、入会金もありませんでした。

当時、女の子のお給料が4,5万くらいの頃かな?入会金3万~8万。という話を聞きました。

悪どいところは、もっととんでもなかったと思います。


よく、事務所にも、いろいろな人が面接に来ます。

「○○事務所にいます」「仕事は?」「一年いますが、一度もありません」

こんな人が、諦めずに来ます。夢を追って、アルバイトをしながら、面接を繰り返します。

そういう事務所は、「仕事ないよ」でいいのです。

うちの事務所は、仕事できる人しか入れませんでした。 


モデルにもランクがあり、それでギャラが決まります。

今なら、冨永愛さんのように誰でも知っている人が、特A、そこから、Eあたりまで。


私は、おかげさまで、分野が広くでき、洋服、和服、ヘア、手、などできたので、

そこそこ、食べていくことができました。

そして、テレビもちょこっと! 


CMが、一度大手の話が来て、最後まで進んで流れました。

有名カメラマンの話もありましたが、彼の体調不良で流れました。


この辺、仕事できたら、変わっていたかな?



最後の仕事。もう妊娠しています。

相手は、蟇目良さん。「ケンとメリー」のCMで有名になった人です。

もう亡くなりました。


若き日のノスタルジーですね。